みなさま
年が明けても更新をサボっておりますリトルです(すみません)。 突然ですが、ブログを引越しすることにいたしました。 いろいろと検討した結果なのですが、 このたびメールなども含め、全面的にGoogleを活用していくことに決め、 ブログもグーグルで開設しよう、となったしだいです。 ついでにタイトルもちょっと変えました。 リトルは卒業することにして 自分のあだ名である「ペジ」で行くことにしました。 といってもそれ以外は同じなので、 まあ、「赤坂日記」であることには変わりは無いのですが(笑)。 というわけで、 引越ししたからといって、急に書き込みが増えるわけでもないのですが これからもいままでどおりによろしくお願いいたします。 "the Akasakan diary" ~ペジ君の赤坂日記 #
by redhills
| 2008-02-09 19:33
みなさま
新年明けましておめでとうございます 旧年は大変にお世話になりました 本年も宜しくお願い申しあげます 更新をごぶさたしております。 リトルです。 平成になってもう20年目です。早いですね。 今年は平成元年生まれの子供たちが二十歳になるというわけですね。 う~ん、年を取るわけです。 昨年末、年の瀬もいよいよ押し迫った週末に友人の家に招かれてカニをごちそうになっていたとき、今年は41歳の春なんだなあ、という話になったんです。 「あ、じゃあ俺たち(彼は高校の同級生です)、バカボンのパパと一緒だ」 「そうだよ、41歳の春だよ」 アニメ『元祖天才バカボン』の終わりの歌に ♪ 41歳の春だから~ 元祖天才バカボンの パ~パ~だ~か~ら~ 冷たい目で見な~い~で~ という歌詞があります。 バカボンのパパは何歳であろうとたぶんバカボンのパパなのだろうと思うのですが 自分があのバカボンのパパと同じ年だとは、やはりどうしても思えないのです。 そんな、41歳の早春であります。 ………………………………………………………………………………… さて振り返りますと、昨年は私的には大きな変化のない1年でした。 イベントとしては、4月に1週間、上海に行ったことがあげられます。 以前から取り組んでいる映画のシナリオ作りのための取材ということで 20年前の上海の名残を探しに行きました。 さすがに超高層ビルが林立するなど光景は一変してはいましたが マロニエの並木や遊園地、そして当時の寮がそのまま残っていることがわかるなど 貴重な成果もありました。 書くと言ってちっとも書き上がらず『書く書く詐欺』と言われているシナリオですが 絶対に形にしたいと思うところです。 ………………………………………………………………………………… 一方、公的には大激動の年だったといえるでしょう。 永田町関連では、7月の参院選での与党の歴史的惨敗と安倍総理の突然の辞任、福田政権の誕生と衆参ねじれ国会の停滞、そして大連立構想とその破綻とそれに続く小沢代表の辞意表明と撤回…。いやはや、目の回るような1年でした。 参院選の分析は例によって、「政権交代のサイン」「二大政党制への一歩」などといったものが目立ちましたが、自分としてはそれにどうしても納得がいきませんでした。 自分の参院選の見立ては8月1日の「雷鳴(続)・敗因」にあげましたが、多くの識者の言説の中で唯一、ジェラルド・カーティス氏が「今回の選挙結果は民主党の勝利を意味しない」と述べておられた以外、自分の考えに近いものはありませんでした。 いずれにせよ、今年は解散総選挙が予想されます。ここで民主党が過半数を取ったら政権交代です。 薬害肝炎訴訟での原告への冷たい対応や、来年度予算でのばらまきぶりなど、福田政権の底の浅さは露呈しつつあり、民主党にとっては千載一遇のチャンスが到来していると思われるのですが、果たしてどうなるでしょう。 解散総選挙の結果どちらも単独過半数が取れずに政界大変動が起こるという予想もありますが(その可能性は決して低くはないと思われます)、今年中にその答えは出ることでしょう。 ………………………………………………………………………………… 世界に目を向けると、アメリカの不動産バブルの終焉に端を発したサブプライム問題が炸裂、世界中の金融機関が膨大な含み損を計上し、急激な信用収縮によって世界経済は機能不全に陥りかけました。 「証券化」という魔術によって消されたはずの魔物がある日突然世界中で目を覚まし、誰がババを引いたのか、世界中の銀行を疑心暗鬼の暗闇の中に突き落としてしまいました。 リスクを分散してヘッジしたはずが、それによって予想もしない新たなリスクを生み出してしまったという、笑えない冗談のような大事件でした。 そして環境問題での世界の利害対立が露わになり、テロで元首相が暗殺されるというニュースで終わるという1年でした。 昨年の選挙結果がもたらした衆参のねじれの結末がわかるであろう日本の政治も、また、終わっていないサブプライムの影響と世界経済の行く末がアメリカ大統領選挙を左右するかも知れない世界の政治情勢も、ともに昨年急激に増大した不安定な状態が引き継がれ、その決着がつくのが今年のような気がします。 いま日本も世界も、大きな分水嶺に立っているのかも知れません。 ………………………………………………………………………………… とはいうものの、幸か不幸か自分はそれをどうすることができる立場にはありませんので、今年1年、日々明るく、元気に、感謝の気持ちを持って、誠実に生きていこう、そんな気持ちでいます。 長文、最後までお読みいただきありがとうございました。 またお会いできることを楽しみにしております。 最後に。 本年がみなさまにとりまして良い1年でありますことを お祈りいたしております。 平成20年 元旦 #
by redhills
| 2008-01-01 17:30
| 日記
これだけは覚えておくべきである。人生というものは一連の目覚ましい行動や優雅な楽しみでできているものではなく、私たちの大部分の時間は、必要に応じて、日々の勤めの遂行、小さな不便の除去、ささやかな楽しみの確保の中に過ぎていくものであるということ。あらゆる国民の真の状態とは日常生活の状態にほかならないのだ。大衆の幸福は華やかな人々の集まりや金持ちの宴によって判断されるべきものでもない。国民の一人一人は、通り、町村、商店、農場に見出される。一般的な繁栄の尺度は、そういう人々を総体的に考えることに求めなければならない。
サミュエル・ジョンソン #
by redhills
| 2007-10-17 22:12
| 日記
今日の記事は
・医療費微増、32兆4000億円~診療報酬大幅下げでも (5面) ・仏、自己負担上げ~公的医療保険~かかりつけ医受診促進も (9面) ・ファンド旋風、広がる波紋~増す存在感、功罪で論議 (6面) の3本です。 06年度の医療費は0.1%増の32兆4000億円でした。4月の診療報酬改定で過去最大の3.16%の引き下げを行ったにもかかわらず、高齢者の増加などで微増という結果は、今秋以降の税制改革論議や次期診療報酬改定作業に影響を与えることは必至です。 新自由主義者サルコジ大統領の登場により、フランスの社会保障制度も大きな変革が起きています。 我が国同様、フランスも社会保障関連費の巨額の赤字に悩まされています。今年度は、公務員を除く民間サラリーマン向けの「一般制度」だけで120億ユーロ(約2兆円)という、過去最大の赤字になる見通しです。これは当初見込みの1.5倍であり、この赤字の過半を占める医療保険の収支改善に手をつけない限り、社会保障制度自体を揺るがせかねない事態となっていました。改革の目玉は自己負担の引き上げで、薬剤費や救急車による搬送費に加え、かかりつけ医以外で受診した場合の自己負担を4割から5割に増やし、かかりつけ医の3割との差を広げます。また後発医薬品の処方も増やすなど、施策内容は日本とよく似ています。これらにより、年間総額12億ユーロ(約2000億円)の収支改善が出来るとしています。 今年2月から3月にかけてNHKで放送されて大きな反響を呼んだドラマに、「ハゲタカ」がありました。 ある外資系投資ファンドのやり手ファンドマネジャーと、彼の元上司でもあるメガバンクのエリート行員の2人を軸に、不況下にある日本企業の買収をめぐる攻防が繰り広げられます。「ハゲタカ」は視聴率こそさほどではなかったものの、ホームページのヒット数では大河ドラマ「風林火山」をはるかに凌ぎ、また局に寄せられる手紙やメールも異例の数に上ったそうです。現代の黒船、投資ファンドがいかに高い関心を持たれているかという、ひとつの証左のような気がします。 さて、村上ファンドやスティール・パートナーズに対する司法判断が示されたこともあってか、日本のみならず世界の資本市場で活発な動きをみせているファンドについて、日経が一面を使って特集をしています。 日本で投資ファンドが初めてその存在を示したのは、90年代後半、不良債権処理の最中でのことでした。破綻した日本長期信用銀行を買い取ったリップルウッドは、その買収価格の安さや、資産価値の下落を公的資金で補填できるという「瑕疵担保責任条項」の存在が明らかとなったことで、「ハゲタカファンド」と叩かれました。 やがて企業が資産売却などの財務リストラに取り組む中、日本資本の独立系ファンドも生まれてきます。彼らは日本経済のデフレ脱却の最終局面で活躍し、力を付けていきました。 ファンドが存在感を増してゆく中で、その話題の中心となり時代の寵児となったのが、「アクティビスト(物言う株主)」として華々しく登場した村上ファンドです。同ファンドが表舞台に登場したのは00年ごろで、その運用資金は絶頂期には4000億円を超えていました。またほぼ同時期にキャッシュリッチ企業を狙い撃ちにして増配を引き出す動きを繰り返したスティール・パートナーズは、世論にファンドへの拒絶反応を再び引き起こしました。 ただそういった世論の反発や今般の司法の厳しい判断はあるにしても、ファンドの影響力が増大し続け、今や無視できないパワーを持っていることは動かしがたい事実です。 世界的な金余りを背景に、資金を動かすプロであるファンドが力を持つのはある意味、市場の論理から言えば必然ともいえることです。良いか悪いかは置いておいて、それは目の前にある現実なのです。日本の市場も、経営者も、そして私たち一人一人も、この現実をまずは受け入れ、それにどう対処していくのか、そこにこそ知恵を絞るべきでしょう。頭ごなしの拒絶では、決して資本の理解は得られないでしょう。 偶然ですが、「ハゲタカ」は明後日19日から再放送されます。ご興味のある方はご覧になってみては如何でしょうか。 #
by redhills
| 2007-08-17 16:21
| ニュース
今日の記事は
・ブルドック買収~防衛策、最高裁も容認~スティールの抗告棄却 (1面) ・「株主の判断」重視、明確に~「濫用的」踏み込まず~守る側も問われる規律 (3面) ・「ブルドック買収」終焉~TOB継続か取下げか、スティール、判断へ (11面) の3本です。 買収防衛策について、最高裁が初めて判断を示しました。 スティール・パートナーズがブルドックソースの買収防衛策の差し止めを求めていた仮処分申請で、最高裁第二小法廷は、差し止めを認めなかった東京高裁決定を支持、スティールの抗告を棄却する決定をしました。 高裁決定で最も注目された「濫用的買収者」の判断は避けたものの、買収で株主共同の利益が害されるかどうかについて最高裁は、「会社の利益の貴族主体である株主自身により判断されるべきもの」と指摘し、多くの株主の賛同の下で導入、発動されたブルドックの防衛策を認めました。これは司法が株主重視の姿勢を示したと言え、今後の買収防衛策をめぐっては、買収側、経営側ともに株主への説明責任が重要となりそうです。ただ、買収防衛策に対する経営側の過度の期待は、日本からの資本逃避に繋がりかねない面もあります。それを防ぐためにも、経営者の姿勢はより一層問われます。 いずれにせよ、ブルドックは最高裁まで至った法廷闘争に勝利したことになります。同社は予定通りに新株予約権の無償割り当てを進めていくとコメントを出しました。一方スティールはこれにより、保有株式割合が約3%に低下することになり、実施中のTOBについての方針決定を迫られることとなります。 #
by redhills
| 2007-08-16 11:12
| ニュース
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