"the Akasakan diary"    ~リトル君の赤坂日記

●思い出の映画たち1 「男と女」

 男と女:UN HOMME ET UNE FEMME (1966)

 監督:クロード・ルルーシュ Claude Lelouch
 製作:クロード・ルルーシュ Claude Lelouch
 脚本:ピエール・ユイッテルヘーベン Pierre Uytterhoeven
    クロード・ルルーシュ Claude Lelouch
 撮影: クロード・ルルーシュ Claude Lelouch
     パトリス・プージェ Patrice Pouget
 音楽: フランシス・レイ Francis Lai
 出演: アヌーク・エーメ Anouk Aimee アンヌ
     ジャン=ルイ・トランティニャン Jean-Louis Trintignant ジャン・ルイ


 さて、映画は星の数ほどあるけれど、大河の一滴のように、これはという映画について少しづつ綴っていこうと思う。
 まず栄えあるトップバッターは、ロマンティックな季節に合わせて!?「男と女」です。

 あのフランシス・レイのテーマと、冬のフランスの情景が素晴らしく、一度聞いたら見たら忘れられない。そして何と言ってもアヌーク・エーメ!それらが調和して完全な世界を作っている。1966年のカンヌパルムドール(当時はグランプリ)。同年アカデミー賞脚本賞、外国語映画賞。

 でもこの映画、たった6人のスタッフで3週間でとっちゃったそうです。映画はやたら手間ひまかければいいってもんではないらしい。
 一応カラーなんだけれども、半分くらいがモノクロ。夜の場面が多いこともありますけれどもその場合でもあえてモノクロ。よくあるモノクロの使い方として、回想シーンがありますが、この作品では逆に回想シーンがカラーでリアルタイムがモノクロという場合もあり、ありきたりの演出を拒絶しています。

 ストーリーは、バツイチ同士の男と女が出会って惹かれあって喧嘩して、そして結ばれるということで分かりやすい。というわけで見どころは愛しあうに至るまでの2人の心模様、ではなくて、とにかくアヌーク・エーメのあの美しさです!!独断的ですが。

 彼女はモノクロの方が断然美しい。深い深い光をたたえたその美しさは、上質な漆器のつやと温もりを感じさせます。ギラギラとかキラキラ、という輝きではない。太陽ではなく、月の輝き。
 月は神秘的な力を宿している。吸い込まれるような美しさをこの映画のアヌーク・エーメはたたえています。
 彼女の美しさの前にはあの音楽も哀愁ただよう情景もはなやかなレースも単なる引き立て役でしかありません。
 
 とはいうものの、やはりこの映画は男と女の映画。
 男として、「こりゃ男だなー」と思うのは、ジャンがアンヌからの愛の告白を受け、喜んで疲れもものともせず、夜通しムスタングをぶっ飛ばしてアンヌに会いに行くところです。ええよ~。ここは映像も音楽もちょっと趣向をこらしています。監督も男やなーと思いました。
 あとは女との逢瀬の後別の女の待つ元へいくところは、まあ、これも男ですね。
 みなさんはこの映画のどこに「男」あるいは「女」を見ましたか?
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by redhills | 2004-11-19 00:04 | 映画
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赤坂日記・・・赤坂在住の"Akasakan" リトルが、東京のへそで日々の思いを綴る。
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