●真実はどこに? (その3)
⑤…と、いろいろと強烈な臭いを発しているこの問題。じゃあお前はどう思うんだ、ということですが、まず何より①の事実関係がはっきりしないといけないと思います。ほかの論点はそこから出てくるものであるので、まず関係者は報道や記者会見の事実関係について白黒つけなきゃなりません。
番組内容については実際に見てないので何もいえないと思います。その裁判らしきものも、欠席裁判というだけでも違和感ありまくりではあるのですが、無責任なことは言えないでしょう。 工作員についてもわかりません。「事実であれば」こわいことです。一般ピープルは情報は与えられても、情報の真贋については教えられないのです。情報弱者のつらいところです。世論操作の怖いところです。これは、政治、行政、マスコミ、すべてに対して注意しておかなければならない点です。 NHKはどうあるべきか。これも難しいです。公共放送というのがわかりにくいのです。私の理解では、国や政治などの権力のいいなりになってはいけないが、民放よりもはるかに公正性、客観性、中立性が求められる存在なのでしょう。つまり、ジャーナリズム的使命を果たすには、ちと肩身が狭いと。事実を正確、的確に伝えるということが重視され、意見や論評をしたりすることは難しそうです。 朝日新聞の報道姿勢には日ごろから疑問があります。主張の内容についてではなく、過ちを認めないことが多々あるという点についてです。自らの非を認めずに他人の責任を追及したところで、言葉に重みがなくなります。 私的裁判については、何の資格もない私人が他人を裁くという行為自体、醜悪な趣味だな、とは思いますが、そういったイベントを行うこと事態を否定するつもりはありません。ただ、それを無批判に受け入れることは絶対にできません。報道機関ならなおさらだと思います。 慰安婦問題については、それだけで大問題ですし、本題でもありませんから、ここでは述べません。 最後に、これだけは事実としてみなさんにしっかり認識して欲しいことがあります。(あくまでも現時点でですが)この問題によって、誰が一番得をしたか?という点です。 得をしたかという表現がいやらしければ、評価を上げたのか? それは言うまでも無く、安倍氏です。今回の毅然とした対応は多くの国民に力強く見えたことでしょう。これで、安倍待望論が一層高まります。次期首相最有力の地位がまた一段と固まりました。(終わり)
by redhills
| 2005-01-18 08:24
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