"the Akasakan diary"    ~リトル君の赤坂日記

●初日

 4月12日。いよいよシナリオ講座開講日。少し早めに着くように事務所を出る。赤坂のシナリオ会館へ。今日は3階まで螺旋階段で上る。目の前のドアを開けると椅子が並ぶ細長い部屋。前の方は横幅が広くなっている。窓際にホワイトボードがあり、その前にテーブルが1つと椅子が3つ、マイクが2つあった。適当に座って授業が始まるのを待つ。やがてどやどやと沢山人が入ってきた。そのうちの1人は面接の時のお兄さんで、もう1人は安井先生。年配の偉そうな人たちが前の席に着くとお兄さんから簡単なあいさつがありいよいよ開講となった。まずはシナリオ作家協会の偉い方がお話。今日本映画に復活の兆しがありみなさんはいい時に門を叩かれたと、まずは励ましのお言葉。シナリオを書けるようになるにはとにかく映画を沢山観なさいと、これまた直球ど真ん中のアドバイス。

 お偉いさん方が去り、3人の先生が残った。安井先生がマイクを取り話す。今日は初日ということで3人の講師の先生方のフリートークということであった。そこでまずは先生方が簡単に自己紹介。まず向かって右に座っていた薄いブルーの入ったグラスをかけているトッポイ感じの先生から。えっと、井上先生か。なんか語り口が熱い。やや前のめりに自分のシナリオの師匠の話とかする。青年て感じ。続いて真ん中の女の人。小川先生。かわいらしい美人。でも見かけと違って助監督とかやってからシナリオを書き始めたという現場叩き上げの人らしい。最後が安井先生。やや甲高い声でつるつると流れるように話す。司会進行も兼ねていてしゃべりが上手い。一見してみなさん、お若い。30代から40代かな。つまり働き盛り、現役真っ只中。いかにも現場の話が聞けそうだ。

 ひと通り先生の自己紹介が終わると今度は受講生が1人づつ自己紹介をしていくことに。ざっと見て男女半々くらいだろうか。夜間の講義なので働きながらの人が大半のようだが年齢層は若い。20代半ばが一番多そう。でもスーツにネクタイなのは先生を含めても自分1人なのは、ちょっと浮いてる?

 やっぱりシナリオ作家志望ということでなかなかバラエティーに富んでいる。デザイン関係だとか、詩を書いたりバンドやってるとか、自主映画を何本撮ったとか、何か雰囲気持ってるなってカンジ。やがて自分の番になったので名前とシナリオ講座になぜ来たのか、そして好きなシナリオ作家(橋本忍、ジャック・プレヴェール、野田高悟)を挙げた。全部で20人以上いるので結構これだけで時間を取る。

 その後は3人がいろいろと思いつくままに話しをしてゆく。好きな映画だとかドラマだとか、マンガだとか。安井先生は山田太一や倉本聡のファンらしい。おかしなことを言った後で急に真顔になって、今のテレビドラマの真似などしないでもっと上を目指してほしいとおっしゃる。あまりテレビのことはわからないが、志は大切だな、と思う。

 簡単な質疑応答が終わると今日の講義はお開きとなったが、先生方の提案で希望者がいればこの後飲みに行きましょうということになる。当然参加することにする。ゾロゾロと赤坂駅方面に歩いてまず「魚民」に行くが席が無く、向かいの「やるき茶屋」へ。ここはシナリオ講座でよく使っているらしい。奥の部屋で20人弱がギュウギュウ詰めに座る。プロの脚本家と話したことなどないのでやや緊張するが、お酒も入ってちょー盛り上がった。結局、講義よりも飲み会の方が100倍面白かったわけだが、ともかくシナリオライターという人種にはおかしな人が沢山いるらしいことはよくわかった。年が近くて話しやすい先生方なのでどんどん質問も出来そうだし、何も分からないがやるしかない。まずは楽しくシナリオ修行はスタートした。
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by redhills | 2005-05-27 13:19 | 日記
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赤坂日記・・・赤坂在住の"Akasakan" リトルが、東京のへそで日々の思いを綴る。
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