●新文芸坐で過去の上映作を調べる
今日(4月17日)は新文芸坐で「誰にでも秘密がある」と「オールド・ボーイ」の韓国映画2本立て。「誰にでも~」はあのイ・ビョンホン主演作。キラースマイル見たさのオバサマが沢山押しかけることが予想されるので少し早めに家を出る。行ってみると予想通りいつもよりも列が長い。普段は絶対いないはずのオバサマ方が集団で楽しそうにおしゃべりに興じつつ開場を待っている。珍しい風景だ。
さて「オールド・ボーイ」は次に譲るとして、「誰にでも秘密がある」は駄作だった。何度も過去に戻って別の視点で見せるのはいいが、あの長女(人妻)は妹の結婚式の朝に新郎を訪ねて何やってんだ? 変質者だね、ありゃ。それにあのラストは何だ! いちばんやっちゃいけないケツのまくり方をまあ、いけしゃあしゃあと・・・。この映画の監督と脚本家には羞恥心というものがないのかね。スカスカで見る価値のない映画だったな。まあ、ビョン様を見て夢見心地になる自信のある方にのみお薦めですな。 ということで、「オールド・ボーイ」が終わった後、かねてからやろうと思っていたことに着手した。今作っている映画リスト(こちらを参照)で抜け落ちている過去に見た映画を発掘するのだ。新文芸坐のおねえさんに頼んで、新文芸坐がリニューアルオープンして以後の上映プログラムを見せてもらう。2000年の12月からだから約4年半。これをじっくりと見ていく。そして、「これは観たな」という可能性があるものをノートにすべて書き留めていく。上映中の静けさの中、丸3時間ほど売店前のスペースの一角を占領して黙々と作業を進める。途中、何組かのお客がぽつりぽつりと来る。中には馴染みの客らしい人もいて、古株のスタッフと昨日のオールナイト上映やらこれからやる特集上映やらについて話していたりする。やがてビョン様映画が終わりオバサマ方がドッと出てきて場内が大騒ぎとなるが作業を続ける。オールド・ボーイの上映が始まり再び受付け付近は静まり返る。やっとすべてを見終ってお礼を言って資料を返す。 家に帰り、さっそく記憶をたどりながら抜けていた映画をリストに追加していく。以前から「確かに観たはずだ」と思っていた作品が多数加わる。そうしていると、今度はビデオやDVDで観た映画についてもイモづる式にドンドン思い出してきて、すぐに400本を超えた。自分の感覚に数字が近付いていくのに満足感がある(ちなみに5月28日現在では557本)。たどっている中で、どんな内容だったか忘れていた映画の数々が蘇ってきて、楽しい作業だった。
by redhills
| 2005-05-29 01:20
| 日記
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