"the Akasakan diary"    ~リトル君の赤坂日記

●備えあれば奇跡が起きる-1

いや、驚いた。
大事件が起きた。
何がって、量的緩和解除じゃなくって
今やってるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の話。
と言っても、昨日の日米決戦(笑)の疑惑の判定(というか明確な誤審)のことじゃない。

大事件は、今日起きた。
アメリカが韓国に負けちゃったのだ。
それも3-7の完敗だった。
あの、総年俸100億円を超えるというスター軍団が、である。

僕はテレビ画面を見ながら、「今日こそはアメリカ打線が火を噴くだろう」「ピッチャーも前回登板の汚名返上で実力を出すだろう」「そろそろアメリカが逆転するだろう」と思っていたけれども、最後までそれらは現実にはならなかった。

逆に僕の中には「この大事件はある意味必然だった」という思いが段々と強くなっていった。
そう、韓国の勝利は偶然ではなく、十分ありえることだったのだ。
ただ、もちろんそれはイージーなことではなく、歴史的事件であることは揺るぎない。
以下、試合を見ながら感じたことを書いてみる。


<先発オーダーから見えたもの>

昨日のすっきりしない勝利の後だけに、アメリカは今日の試合は、野球の母国としての、メジャーリーグの本場としての誇りと威信を賭けて、「絶対に」勝たねばならなかった。
それも、ただ勝つだけでは足りない。
「圧倒的な力を見せ付けて」勝たねばならなかった。
日本戦とは違う先発オーダーに、その意図は明確に読み取れた。
守備力より攻撃力を重視した打線で点を取りに来ていた。

ところが、これは完全な戦術ミスであった。
まずは、ベンチワークでアメリカは出遅れた。

少し説明する。
今回の韓国チームは今までの韓国チームとまったく違う。
気迫を表に出して荒削りな力勝負を挑むようなところがなく、投手の粘り強い投球を中心に守りを固めて少ないチャンスを生かし、ロースコアゲームをしのぎ切る、繊細な野球をしている。
一言で言えば、日本に非常に良く似ている。機動力の無い日本、といったチームである。

その韓国に対してアメリカは力でねじ伏せにきた。
韓国ベンチは心の中でほくそ笑んだことだろう。

片や韓国は打撃不振の1番を9番に下げ、4番をスタメンから外し、2番に大会にほとんど出ていない選手を抜擢した。思い切った起用だったが、これがズバリ、当るのだ。選手の特性やコンディションを十分に把握していたのだろう。対戦相手のことよりも、自軍の選手の調子を優先してオーダーを決めたのだ。

ただ、アメリカからすれば、本当の力の差を見せるのであれば、対戦相手の意図など意に介さずに普段どおりのプレーをすれば、姑息な野球を蹴散らせると考えていたのかもしれない。堂々と渡り合って勝ってこそ、という思いもあったろう。それはそれで一つの理屈ではある。しかし、今回は相手が悪かった。見たところ、韓国は日本同様、非常に細かくアメリカの戦力分析が出来ていた。それに比べて、アメリカは余りに情報が乏しかった。
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by redhills | 2006-03-14 23:41 | 野球
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赤坂日記・・・赤坂在住の"Akasakan" リトルが、東京のへそで日々の思いを綴る。
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