"the Akasakan diary"    ~リトル君の赤坂日記

●予シュー復シューその1 復シュー編

 さてさて、ワールドカップもベスト8が出揃い、残すところあと8試合となりました。2日間のインターバルを利用して、今大会のこれまでの印象やこれからの展望など書いてみようと思います。日本については後日考えてみようと思いますので、あえて触れません。

 全体的な印象ですが、前にも書きましたけど、今大会は番狂わせが少なく、強豪国が順当に勝ち進みました。ベスト8に入った8カ国のうち、初出場のウクライナと準優勝が最高であるポルトガルを除く6カ国はいずれも優勝経験国です。つまり、過去にワールドカップ優勝を経験している7カ国のうちの6カ国が順当に勝ち進んだ、ということです(ちなみに、残る1カ国はウルグアイです)。驚きが少ないとも言えますが、強豪国の調整が順調にいった、とも言えます。自分的には、ベスト16に日本とチェコが入っていれば文句無かったですが、それは贅沢ってもんでしょうね。

 あとこれも前に書きましたが、世代交代が激しく進んでいる印象が強いのも特徴です。シュバインシュタイガー、ポドルスキ、ラーム(ドイツ)、ルーニー(イングランド)、テヴェス、メッシ(アルゼンチン)、エブウェ(コートジボワール)、ロッベン、ファン・ペルシ(オランダ)、ロナウド(ポルトガル)、エッシェン、ムンタリ、ギャン(ガーナ)、リベリ(フランス)、バルネッタ、センデロス、デゲン(スイス)、アデバヨル(トーゴ)、トーレス、セスク、セルヒオ・ラモス(スペイン)、などなど、各国期待の若いプレイヤーが期待通りの活躍を見せてくれています。世代交代に失敗した国(チェコ、日本、セルビア・モンテネグロ)の敗退は必然だったかも。

 審判のジャッジについては言いたいことありますけど、愚痴っぽくなるのでやめときます。

 続いて個別の試合やチーム、プレイの感想など。

 グループリーグでいえば、やっぱりアルゼンチン対セルビア・モンテネグロの試合が一番印象が強烈でしたね。試合のレベルが高くて白熱したということでは、アルゼンチン対コートジボワールかな。死闘、っていう意味では、イタリア対アメリカ、チェコ対ガーナ。スイス対韓国も面白かった。やっぱり、混戦になったグループの試合は見ごたえがある。エクアドルとスイスのチームとしてのまとまりも素晴らしかったし、ウクライナの勝利は感動的でした。ヒディンク(オーストラリア)やアドフォカート(韓国)、クーン(スイス)らの采配も見事でした。

 ベスト16の8試合の中ではメキシコの強さ、イタリアのしぶとさが印象的でしたね。感動的だったのはやっぱりフランスの頑張り。それにしても、スペイン…(笑)。あっさり負けちゃいました。やっぱり期待しないで良かった(?)。グループリーグでの戦いぶりってそんなにアテになるもんじゃないんだよね。いいサッカーすれば、当然、対策練られるわけだし。ワールドカップの7試合を勝ち抜くには、その上でさらに上のパフォーマンスをしなきゃならない。チュニジア戦でその兆しはあったんだけど、やっぱり調子を上げてきたシード国の強力なボランチ(つまりマケレレとヴィエラ)には通用しませんでしたな。大体、ラウルをトップ下に起用してもまったく脅威にならない。トーレスが抑えられて楔のパスが入らないのを確認した時点で、サイド攻撃(レジェスとホアキンの投入)をもっと早く選択するべきだった。でも何より、フランスの、というよりジダンの、勝利への気迫に押されちゃってましたね。残念ながらラウルにはそれが無かった。その差じゃないでしょうか。

 ま、内容以前に、「フランス?ははは、楽勝じゃん」って調子に乗ったスペインサポーターが、ラ・マルセイエーズの流れる中でブーイングしたのには心底呆れましたが。アンリなんか、あれで闘志に火が付いたって言ってるし。スペイン人、ホントにああいうところ直したほうがいいよ。勝てないわけだよ。

 なんかスペインにスペース使いすぎました(笑)。その他に触れておきたいチームはメキシコですね。アルゼンチンなんて難敵に当らなきゃベスト8に進めたと思います。はっきり言って、イングランドなんかよりも遥かに素晴らしいサッカーしてました。エクアドルと並んで、敗退が残念なチームでした。

 ベストゴールですけど、やっぱりアルゼンチンの24本のパスからのカンビアッソの一発ですね、今のところ。あと、個人のテクニックのすごさ、ということで言えば、デコのイラン戦での一発。あれは何度見ても鳥肌もの。それに次ぐのが、スウェーデン戦のジョー・コール(イングランド)と、メキシコ戦のロドリゲス(アルゼンチン)の2本のミドル。ミドルシュートの得点に関しては、報道によるとやはりボールが影響しているらしいですが、本当のところどうなんでしょう。

 それから、今大会はゴール数が少ないらしいですが、決定力に問題ありというより、ディフェンスが堅いという方が正しい表現なのかもしれません。ベスト8に残っている中でも、アルゼンチンのアジャラとエインセのCBとボランチであるマスチェラーノのトリオや、フランスの2人のボランチ、イタリアのカンナバーロとガットゥーゾ(もしくは全員)、イングランドのテリーとファーディナンドのCBコンビ、ブラジルのゼ・ロベルトとエメルソンのボランチコンビなど、素晴らしいパフォーマンスを披露しています。攻撃だけでなく、守備でも最高のプレーが見られるのが嬉しいところです。

 特にアルゼンチンの2人のCBのプレーは特筆すべきだし、日本にとっても参考になるはず。彼らは2人とも身長は177、8センチしかないのに、自分たちより遥かに体格に優れた世界中のストライカーたちを見事に抑えてしまう。メキシコだってマルケス以外はみんな180センチ以下だけど、戦いぶりはまったく見劣りしない。イタリアの主将であるカンナバーロは、何と175センチしかないんです。体格では日本人と変わらない(ちなみに宮本は176センチ)。ワールドカップでは、日本の守備の良いお手本も見られるわけで、これも楽しみの一つなのです。
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by redhills | 2006-06-29 22:51 | サッカー
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赤坂日記・・・赤坂在住の"Akasakan" リトルが、東京のへそで日々の思いを綴る。
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