"the Akasakan diary"    ~リトル君の赤坂日記

●「IKEA」探訪記 その3

その品とはプラスチック製の袋止めクリップの袋詰めである。Yさんに薦められてHさんと私で1つずつ、合計2つ買った。別会計だと面倒だからと一緒にしたのだが、こちらがいいと言うのにHさんが「払う」というので、いくらだろうとレシートを見てみる。すると…。

20×290と書いてある。あれ、確かにこれのはずだが。レシートを上から下まで見る。やはりこれに違いない。2個買ったはずが20個買ったことになっている。

さすがのレジのお姉さんも連日の満員盛況で疲れていたに違いない。ここは慌てず騒がずまずは電話だ。さっそくかけてみるが話し中でつながらない。明日電話してみることにする。

Hさんには家についてからも大変に世話になる。家で買ってきたものを全部開ける。食器類を洗う。商品についているシールを一枚ずつ剥がす。食器棚を整理して新しい食器を収納するスペースを確保する。あれこれで2時間ほどかかったろうか。

真っ白い皿2種類とスープ用ボウル。ナイフ、スプーン、フォーク。それらすべてが6セットずつきれいに並ぶ。なかなか壮観だ。それと鍋2つに包丁3本などなど。まさにHさん、Yさん、IKEA様々である。これであと足りないのはコップくらいであろうか。

翌日になり午前中に電話をする。指示にしたがってオペレーターへ。程なく繋がり事情を説明する。どうやら返品と同じ扱いで店まで行く必要があるらしい。暇だから行くのはいいが、こちらに非が無いのに出向くというのも如何なものだろう。それに交通費だってばかにならない。

いや実はそれが気になっていたわけなのだが、それを知ってか知らずか電話に出た女性はなかなか巧みな対応振りである。「相談しますので少々お待ちください」ということで、いったん電話を切り返事を待つことになる。

10数分後に電話が鳴る。交通費も出るということで一安心。やはり言ってみるものだ。住所と店までの交通手段、それから往復の交通費を伝える。最後に彼女は「窓口でお名前を言っていただければ分かるようにしておきます」と、嬉しいことを言ってくれる。

電話を切ってからいつ行こうか考える。昨日だってあの人出だ。あしたからの週末ともなればもっと混むに違いない。ならば平日の今日行った方が良いだろう。というわけで、午後に昨日同様、IKEA港北店を目指して家を出る。

店には4時頃に着く。教えられたとおりにレジコーナーの左手へ。向かって右手に返品コーナーを発見。2度目ともなると要領もわかって迷わずに目的地へと到達。さっそく受け付けへ。

そこはやはりとても広々としている。受付カウンターが6つほどあり、担当者らしき人は4名ほど。利用者もそこそこにいて、銀行のようにカードを引いて自分の順番を待つ。待っている人が座るためのベンチがあるのだが、これがやたらと大きい。さすがは北欧サイズ。ひじ掛けで1人分ずつ区切ってあるのだが、悠々2人座れそうである。

すぐに番号を呼ばれて窓口へ。やや年配の女性が対応してくれる。レシートを出して昨日から今日にかけての経緯を説明する。だが、説明しながら相手の様子を見ると、どうもおかしい。眉間にしわを寄せて聞いている。返品が仕事で返金には慣れていないのだろうか。すこし不安になる。

一通り説明し終わる。「少々お待ちください」と言われてベンチへ。確かに自分の名前は伝えた。話は通っているはずなのだが。まあ、あとはとにかく待つしかない。

他のお客はどんどん用事を済ませていく。だが待てども待てども自分にお声はかからない。かといって他にすることも無いので様子を見ていることにする。

彼女はまず1人でいろいろ考えてからどこかへ行っていたが、やがて戻ってきて、再び頭を捻っている。そしてまたどこかへ行き、今度は若い女性を連れて来た。やがて、後から来た女性の方が何やら打ち込んだり画面を覗き込んだりし始める。2人の悪戦苦闘ぶりに、自分が何か大変なことをしてしまったような気がしてくる。いっそのこと、Yさんを呼んだほうが手っ取り早いのかもしれない。だが生憎彼女は今日、お休みなのである。

そろそろベンチの木の硬さが気になってきた頃、やっとお声がかかる。「あのう、失礼ですが、お客様は社員の方でしょうか」ああ、そうか。そのことを忘れていた。一瞬どうしようかと思ったが、友人なんです、と言うと納得してくれる。さらにもう少し待たされたのち、再び呼ばれる。必要個所にサインをすると、レシートとともに幻の18個分の代金が戻ってきた。かなり待ちくたびれた感じがする。時計を見ると4時40分を過ぎていた。

(つづく)
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by redhills | 2006-10-14 01:13 | 日記
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赤坂日記・・・赤坂在住の"Akasakan" リトルが、東京のへそで日々の思いを綴る。
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