"the Akasakan diary"    ~リトル君の赤坂日記

●雨降って、地固まる?

さて、対岸のマドリーを見ていたら突然こちらにも火の手が上がりましたねえ。びっくりです。

膝の大怪我から、必死のリハビリで予定より2ヶ月も早く驚異の復帰を果たしたサミュエル・エトオさんがやってくれました(笑)。

週末のラシン戦での残り5分、ライカールト監督がカンプ・ノウのファンの前で復帰させようとしたのを拒み、返す刀で監督やロナウジーニョを大批判、おまけにチーム内に2つの派閥があり自分はその板ばさみとなって損な役回りだ、とメディアの前でぶちまけちゃいました。をいをい…。

いやはや、困ったもんです。彼には、2シーズン前のリーグ優勝の際、以前自分が在籍していたマドリーを侮辱するような言動をして非難を招き、後日謝罪するはめに陥ったという前科があるのですが、どうも精神的に未熟な面があるようです。

まあそもそも、デランテロ(スペイン語でフォワード)はサッカーでも最も攻撃的であらねばならないポジションであり、少しくらい利己的でわがままなくらいがちょうど良いとも言えるのですが、(その点、W杯で不可解なプレーを見せた日本のY選手などは甚だ不満が残るところです)、彼も問題を起こすのはこれで2度目です。大怪我から復帰したばかりで不安もあり、ストレスも溜まっていたのでしょうが、もう少し自分の発言がどんな結果を引き起こすのかにも気を回して欲しいものです。この点、チームの第2キャプテンを務めるロナウジーニョはずっとオトナな対応ができるんですが…。

案の定、彼の爆弾発言は世界中のメディアの格好の餌食となってしまいました。バルセロナで内紛勃発、閉ざされたロッカールームの実態が明らかに、実は仲が悪かったロニーとエトオ、果てはエトオ、アーセナルへ移籍か、という飛ばし記事も出る始末。チャンピオンズリーグの再会も間近に迫りリーグも佳境、大事な山場にさしかかったこの時期に突然降ってわいた騒動に、我がバルサの結束が問われました。

だがしかし。さすがはビッグクラブの中でもまとまりの良さでは群を抜くバルサ。まずはラポルタ会長がエトオと話し合い彼の行動に理解を示すと、今度はライカールトとも会談。そしてライカールトとベギリスタイン(テクニカル・ディレクター)が記者会見を行い、ライカールトの方から、エトオには今回の件で一切の処分をしないようクラブ側に求めたことを表明しました。見事な危機管理です。

では実際のところ選手達の間はどうなのだろうか、現場は元に戻ったのだろうか、それを見極めようとメディアが殺到する中行われた公式公開練習。もちろん、注目を浴びたのはエトオとロナウジーニョでした。クラブも充分にそのことは承知の上。練習開始時間を30分遅らせました。まずライカールトから選手たちに説明があり、その後選手たちの間で話し合いが行われたようです。揉め事が起きてもオープンにして話し合って解決してゆく。素晴らしいです。そして練習場に現れた二人は…、こうなりました。

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もちろん、エトオもロニーも感情を持った1人の人間ですから思うところはあるでしょう。でも、それを乗り越えて行けるだけの力が2人には、バルサにはある。そう信じたいところです。この騒動が本当に過去のものとなったのかどうかは、これからの試合内容が示してくれることでしょう。
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by redhills | 2007-02-16 15:33 | サッカー
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赤坂日記・・・赤坂在住の"Akasakan" リトルが、東京のへそで日々の思いを綴る。
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