"the Akasakan diary"    ~リトル君の赤坂日記

いかにも白がやりそうなことだけど

まあ、あり得るとは思ってはいたけれどね。

白(エル・ブランコ)こと、レアル・マドリーが、リーグを制したのにもかかわらず
監督のファビオ・カペッロを任期途中で解任した。

3年契約の1年目、出だしはバラバラのチームに得意の規律を持ち込んで
ロナウドやベッカムを始めとするビッグネームとぎくしゃくして得点力が急低下、
年を越えたところでは、とても優勝など望める位置ではなかった。
ところが。
まあ、我がバルサの最終盤でのふがいない戦いっぷりによる足踏みもあって
(というか、それが原因の99%なのだが)
勝点同点、直接対決の結果による優勝という、劇的な結末を呼び
10年前の時と同様、就任1年目で最高の結果を、名将カペッロはたたき出した。

ああ、それなのに。
ここ3年、銀河系システムの失敗(崩壊)により、一切のタイトルから見放され
史上最悪とまで言われていた「20世紀で最も成功したクラブ」の危機を救った彼を
クビにしてしまったマドリー。

念のために言っておくが
私はカペッロのサッカーは大嫌いだ。
彼の理想は、スペクタクルとは対極に位置する、まさに「点を与えずに1点とって勝つ」という
守備とシステム偏重でがんじがらめに選手を縛りあげる、何の興奮ももたらさないサッカー。
サッカーにイマジネーションのきらめきを見たい者にとってはいい標的なのだが
今回ばかりは彼に同情を禁じえない。

なぜなら、三顧の礼を尽くして彼を招聘したのは、他ならない、現マドリーの首脳陣なのだ。
会長のラモン・カルデロンは、会長選挙の公約に「カカ、セスク、ロッベンを獲得する」
という大見得を切って当選したものの
ふたを開けてみれば口先ばかりで彼らを獲得することは結局できなかった。
その彼が唯一実現したのが、「勝てる監督、カペッロ」だったのだ。
まあ、カペッロもカペッロで、1年前は針のむしろに置かれていた。
サッカー界を揺るがしていたユヴェントスの八百長疑惑。
当該チームの監督としてつらい立場にあり
イタリアから離れたかったという事情も大きく影響していたのは事実だけれど。

まあそれはともかくである。
「優勝」という「結果」が欲しくてカペッロを呼んで来たのはカルデロン自身なのだ。
それを、優勝したのに「我がマドリーの望むサッカーを彼は実現できない」から解任とは!
カペッロのサッカーがどんなものかなんて、少しでもサッカーをかじった人間なら誰でも知ってるわい!
カペッロクビにする前に自分の落とし前考えろ!
と言いたいところなのだが
この厚顔無恥ぶりには恐れ入るばかりだ。
逆に言えば、さすがにここまででなければ、白の会長など務まらんのかもしれないが…。

どうやら、「任命責任」なるものはこのチームにはないらしい。
某国の総理大臣もこうだったら良いのにね。
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by redhills | 2007-07-06 13:06 | サッカー
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赤坂日記・・・赤坂在住の"Akasakan" リトルが、東京のへそで日々の思いを綴る。
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