"the Akasakan diary"    ~リトル君の赤坂日記

2005年 03月 02日 ( 2 )

●オーナー

 ここのところライブドアの話で連日大賑わいだ。

 ほりえもんは新興勢力の、そしてフジの日枝会長は旧勢力の象徴となっている感がある。騒動の仕組みといえば単純で、ニッポン放送は上場会社だから過半数の株を持てば経営権を握れるのだが、ライブドアは時間外取引という盲点を突いて大量の株を購入し、突如として筆頭株主に躍り出た。しかしちょうどフジテレビがそのニッポン放送株を公開買い付けで過半数買い占めようとしていた最中だったからもめているわけだ。

 僕はもちろん年齢的にはほりえもんに近いのだが、今回は、手法はともかく、そしてフジテレビがどうとかはともかく、ほりえもんに批判的なのだ。

 作家の石田衣良が言っていたが、彼の考えていることがわからない。単なるネットと放送の融合なんて誰でも言っていることで新味がない。具体性もない。友好的に、といっているけれど、その株取得の手段は抜け駆けといっていいものであって、力づくでというのならもちろんありだろうが、到底ニッポン放送に対して友好的だとは思えない。

 そもそも、彼はニッポン放送に、放送事業に愛着があるのか? 無いようにしか見えない。彼は以前、放送はネットによって無くなるだろう、と話している。それなら何故買収するのか。一言で言えば、ビジネスになるから、ライブドアのブランド価値が高まるからということに尽きるだろう。そんなオーナーを部下は喜んで迎えるだろうか。

 オーナーといえば、日本を代表する企業グループのオーナーが罪に問われる雲行きだ。彼はプロ野球球団のオーナーでもあったが、野球はまったく関心がなく、ほとんどゲームを見に来ることも無かった。ただ、観客が集まり、鉄道の利用客が増えればそれでよかった。

 元来、オーナーとはわがままで尊大なものだが、少なくとも事業に愛着があってこそのものではないだろうか。特に大衆と接点の多い業種である、球団や放送などはそういったオーナーのパッションが求められるのではないだろうかと、そう思うのだ。

 ほりえもん、球団設立では旧勢力の壁に跳ね返されたんで、それならと、資本主義のルールで一発逆転を狙ったんだろう。その経営センスはさすがだが、僕は賛成できないのだ。

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by redhills | 2005-03-02 23:43 | ニュース

●春

 3月になった。全国の学校では卒業式が行われる。まだ空気は冷たいけれども、新しい始まりを感じる季節。始まりは別れでもあり、旅立ちでもある。この季節にぴったり合う歌は断然、キャンディーズの「微笑返し」だ。

           微笑返し
                   作詞:阿木耀子

    春一番が掃除したてのサッシの窓に
    ほこりの渦を踊らせてます
    机 本箱 運び出された荷物のあとは
    畳の色がそこだけ若いわ
    お引っ越しのお祝い返しも
    済まないうちに またですね
    罠にかかったうさぎみたい
    いやだわ あなた すすだらけ
    おかしくって涙が出そう
    1(ワン)2(ツー)3(スリー)あの三叉路で
    1(ワン)2(ツー)3(スリー)軽く手を振り
    私達 お別れなんですよ

    タンスの陰で心細げに 迷い子になった
    ハートのエースが 出てきましたよ
    おかしなものね 忘れた頃に見つかるなんて
    まるで青春の想い出そのもの
    お引っ越しのお祝い返しも
    今度は二人 別々ね
    何年たっても 年下の人
    いやだわ シャツで顔拭いて
    おかしくって涙か出そう
    1(イチ)2(ニ)3(サン)3ッ数えて
    1(イチ)2(ニ)3(サン)見つめあったら
    私達 お別れなんですね

    お引っ越しのお祝い返しは
    微笑にして届けます
    やさしい悪魔と 住みなれた部屋
    それでは鍵がサカサマよ
    おかしくって涙が出そう
    1(アン)2(ドゥ)3(トロワ)三歩目からは
    1(アン)2(ドゥ)3(トロワ)それぞれの道
    私達 歩いて行くんですね
    歩いて行くんですね


 ある男女の別れと旅立ち。嫌いになったわけじゃない。だけどお別れのときが来た。せめて明るく別れようよ、そう決めて二人で思い出の詰まった部屋を出る準備をする。いろいろなものが出てきて、分かっていても切なさが込み上げてくる。もう決めたはずなのに、見慣れたはずの男の顔が今日はいやに愛しく見えたりする。

 本当に素晴らしい歌詞(ちなみにメロディーもピタリとはまっている)。特にいいのは「おかしくって涙が出そう」、ってとこ。笑っちゃうんだけど、なぜか泣けてくる。悲しいんだけど笑ってしまう。そこに一言では言い表せない気持ちがギュっと詰まっている。
 それと「微笑返し」というタイトルも素敵。春は明るく、希望を持って旅立つ時ですよと、まるでそよ風のようにやさしく背中を押してくれるような気がする。事実、この曲は70年代ピンクレディーと人気を二分したキャンディーズの最後のシングルであり、解散してそれぞれの活動を始める彼女たちへの贈り物でもあったろう。
 歌詞にはまた、キャンディーズの過去のシングル曲がいくつも隠れているなど遊び心もあって、それを発見するのも楽しい。

 「微笑返し」を口ずさみながら、明るくさわやかに旅立とう。それが春にふさわしい。

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by redhills | 2005-03-02 08:50



赤坂日記・・・赤坂在住の"Akasakan" リトルが、東京のへそで日々の思いを綴る。
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