"the Akasakan diary"    ~リトル君の赤坂日記

カテゴリ:未分類( 31 )

●いつの間にか

みなさまごぶさたしております。リトルでございます。

まずは・・・先月30日以来3週間近くネタを提供しておりませんですみませんm(_ _)m

続いて突然ですが・・・ここで重大発表があるのです。

実は今日でこのブログ、「赤坂日記」は・・・

始まってちょうど半年となるのです!
自分でもぼんやりしていてあやうく忘れるところでした(^^;)

思えば10月19日に何という気も無しに始めたブログでしたが、書くことの面白さも知り、またみなさまのコメントに後押しされながらここまでやってこれました。
おかげさまで現在までの通算の訪問者数は「4120」となっております。
本当に驚くべき数字です。
特に何の書き込みもしていない4月以降も毎日何十人もの方々が訪問されていることに対しては言葉もないです。

感謝という言葉はありきたりですが、それしか思い浮かびません。

そこでさっそく今日のネタ、といきたいのですが、今何年かぶりの風邪にかかっとりまして(といっても鼻水、ノドの腫れ、痰がからむ程度)体もダルいため、不本意ながらお礼のみとさせていただきます。とにかくこれにより、私は馬鹿じゃなかったことは証明されたのです。

ネタがないわけじゃないのです。というか、たまりまくってます。
2、3日のうちに怒涛のアップが行われることでしょう(予想)。
どうかそのときまで、しばしお待ちくださいませ。

それでは、おやすみなさい・・・。

リトル
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by redhills | 2005-04-19 22:37

●ある在日本中国人留学生の意見

 あるメルマガに載っていた在日本中国人留学生のコメントです。いろいろと考えさせられるところがあるので少々長いですが、引用させてもらいました。


 『日本人は「反日」中国人という言葉を使うが正しくは「恨日」である。中共は中国近代史をほぼ80%以上(実質的には中共の視点から書いたと考えれば、現在の中国の近代史はすくなくとも99%)を歪曲し、異常というほど過剰に「屈辱感」を歴史教科書に投影させた。それにより、中国の若い世代は「屈辱感」に燃え、さらに過剰なコンプレックスにより、アメリカに留学してアメリカを批判し、日本に留学して日本を嫌う。
 人間と人間との付き合い、さらには国と国との付き合いはお互いに認め合い、お互いに尊重し合うのが基本だが、今の中国人はなかなか日本・日本人を認める勇気もなけらば、度量もない。
 
 日中の付き合いは単純に考えても2000年間の交流史だとも考えられる、これは日米の付き合いより10倍以上長い。長い歴史の付き合いの間、中国が日本を直視し、客観的に認識したのは、日清戦争後と日露戦争後だといえる。

 日本の古典を学ぶ者として個人的な狭い見識から言えば、古代の中国の歴史書が「野蛮人」的な扱いで日本人を紹介しているところから、中国人の対日観の歪みが始まる。この点について、日本の研究者は単に「中華思想」だという認識で批判しがちだが、もう少し冷静に考える必要があると思われる。日本の古典に興味をもつ中国人である私が、一つの提案として考えるのは、「例えば物の考え方として、日本人が漢詩を中国から学んだだけにとどまらず、難しい漢詩を中国人に負けずに日本人が作ったところに古代日本人の智慧とセンスを再発見し、古代日本人が優秀であったと認める必要があり、それが中国人の対日観の出発点になったら、中国にもっと「知日派」が増えると思われる。」ということである。

 「中国人と日本人は天敵ではない。日中とは「水と油」の関係だ」と称し、永遠に仲良くなれないと説いている学者もいるが、それは中国人と日本人の智慧に対する侮辱である。近代にフランスとドイツが悲惨な戦争を沢山したにもかかわらず、和解への道を歩んだ。多くのややこしい問題は中共の対日外交戦略にある。日中が仲良くなるには、「中共」の問題を解決し、最初に中国人民に本当の「悪魔」はアメリカでも日本でもなく8000万以上の中国人を殺した中共であることを先に認識してもらう必要がある。

 何年か前に在日の中国人留学生の生活を追ったドキュメンタリー「我々の留学生活」が中国のCCTVで放映されたとき、30%以上の視聴率だった。中国で大きな反響を呼び、多くの大学で討論会がおこなわれ、町中で議論になった。討論が盛んになったテーマの一つは、ドキュメンタリーに映っている日本人は皆やさしかったからである。
 多くの中国人は自分たちが今まで認識した日本人とドキュメンタリーに映っている日本人とのギャップに驚いた。中国人は生まれながら、日本人を嫌うことはありえなく、日本人を嫌うように教育を受けただけである。』


 国家によるイメージ操作というのは、20世紀に入り情報化が進むなかで起こってきた重大な問題です。インターネットが反権力、分散型メディアとしてその突破口になるという希望もありますが、現実はまだまだです。特に、中国などの非民主国家では国民が誤ったイメージを国家から与えられる傾向が顕著です。
 また、民主国家であるはずの韓国も実質的には親日的な発言が出来ない状況であり、さらに今度は親日的過去や発言を立法措置によって取り締まる動きが出てきています。言論の自由のない社会は民主国家とはいえないでしょう。イデオロギーの呪縛が去ったと思ったら、民族主義の呪縛が東アジアを覆ってきています。憂慮すべきことだと思います。

 いつの世も、被害者となるのは一人ひとりの国民なのです。
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by redhills | 2005-03-28 16:10

●春

 3月になった。全国の学校では卒業式が行われる。まだ空気は冷たいけれども、新しい始まりを感じる季節。始まりは別れでもあり、旅立ちでもある。この季節にぴったり合う歌は断然、キャンディーズの「微笑返し」だ。

           微笑返し
                   作詞:阿木耀子

    春一番が掃除したてのサッシの窓に
    ほこりの渦を踊らせてます
    机 本箱 運び出された荷物のあとは
    畳の色がそこだけ若いわ
    お引っ越しのお祝い返しも
    済まないうちに またですね
    罠にかかったうさぎみたい
    いやだわ あなた すすだらけ
    おかしくって涙が出そう
    1(ワン)2(ツー)3(スリー)あの三叉路で
    1(ワン)2(ツー)3(スリー)軽く手を振り
    私達 お別れなんですよ

    タンスの陰で心細げに 迷い子になった
    ハートのエースが 出てきましたよ
    おかしなものね 忘れた頃に見つかるなんて
    まるで青春の想い出そのもの
    お引っ越しのお祝い返しも
    今度は二人 別々ね
    何年たっても 年下の人
    いやだわ シャツで顔拭いて
    おかしくって涙か出そう
    1(イチ)2(ニ)3(サン)3ッ数えて
    1(イチ)2(ニ)3(サン)見つめあったら
    私達 お別れなんですね

    お引っ越しのお祝い返しは
    微笑にして届けます
    やさしい悪魔と 住みなれた部屋
    それでは鍵がサカサマよ
    おかしくって涙が出そう
    1(アン)2(ドゥ)3(トロワ)三歩目からは
    1(アン)2(ドゥ)3(トロワ)それぞれの道
    私達 歩いて行くんですね
    歩いて行くんですね


 ある男女の別れと旅立ち。嫌いになったわけじゃない。だけどお別れのときが来た。せめて明るく別れようよ、そう決めて二人で思い出の詰まった部屋を出る準備をする。いろいろなものが出てきて、分かっていても切なさが込み上げてくる。もう決めたはずなのに、見慣れたはずの男の顔が今日はいやに愛しく見えたりする。

 本当に素晴らしい歌詞(ちなみにメロディーもピタリとはまっている)。特にいいのは「おかしくって涙が出そう」、ってとこ。笑っちゃうんだけど、なぜか泣けてくる。悲しいんだけど笑ってしまう。そこに一言では言い表せない気持ちがギュっと詰まっている。
 それと「微笑返し」というタイトルも素敵。春は明るく、希望を持って旅立つ時ですよと、まるでそよ風のようにやさしく背中を押してくれるような気がする。事実、この曲は70年代ピンクレディーと人気を二分したキャンディーズの最後のシングルであり、解散してそれぞれの活動を始める彼女たちへの贈り物でもあったろう。
 歌詞にはまた、キャンディーズの過去のシングル曲がいくつも隠れているなど遊び心もあって、それを発見するのも楽しい。

 「微笑返し」を口ずさみながら、明るくさわやかに旅立とう。それが春にふさわしい。

 春の旅立ちに共感した方は・・・「ブログランキングをプチッとな!!
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by redhills | 2005-03-02 08:50

●中国人の若者の話

 最近牛丼屋さんなんかに入ると店員のほとんどは日本人ではありません。中国人です。以下はあるメルマガからの引用ですが、そんな人たちの声の一部です。
 テレビなどで知らされている中国よりも面白い生の中国が、日本のあちこちにあるということでしょうか。ただし、彼らも中国政府の情報統制の影響は受けていると思われます。日本にいて知る中国の姿というものもあるのでしょう。

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 先日、日本に来て日本語を学びながらバイトに励む20代の若者三人と語りました。一人は数年前に日本語試験一級を取得してかなり日本語のうまい江蘇省出身、一人は今年一級を取得した北京出身、一人は朝鮮系中国人で一級試験に落ちて傷心中。飲食店や貿易会社で働いている明るい青年達です。

・前の晩にラジオを聴いていたら右翼の大学教授が、中国を非難していて頭にきた。
・毛沢東は詩人としては優れている。それに留まっていればよかった。
・胡錦濤の経歴はあまり知られていない。(祖族は安徽省出身で、一族は江蘇省泰州にいて、胡は上海で生まれて泰州で育ったと教えました)
・中国の若者はあまり政治やトップの指導者に関心を持っていない。
・中国にいたら、情報は少ない。日本にいると仲間やネットからたくさんのことを知ることが出来る。
・温家宝は誠実でまじめで評判がいい。 天安門事件の時に趙紫陽と一緒に天安門広場に出向いた。自己批判して失脚しなかった。(温が仕えた胡耀邦、趙紫陽、朱ヨウ基は皆失脚し、温はその度に踏ん張り蘇ったと話しました)
・朱ヨウ基は一所懸命政治をした。 りっぱないい政治家だ
・曾慶紅はあまり知られていない。(影の実力者で、江沢民の政敵たちを次々に落し入れ、倒し、排除してきた人間だと教えてあげました)
・一度上海の新天地に行ってみたい。(そこのありさまを話したら羨ましそうでした)
・中国の若者の間で今人気のある作家は女性では衛慧(上海宝貝の作家で、これは知っていた)、男性では韓寒(知らない)。日本人は韓寒を読んでも判らないだろうけどねと。大学は無用だ役に立たないと無視して行かず、煌く才能をほしいままにしている作家のようで、若者のアイドル的作家のようです。

 そこでネットで検索すると以下のようでした。

「 韓寒(かん・かん)Han Han 1982-―(17歳のとき、受験と恋を描いた自伝的小説『三重門』(邦訳『上海ビート』)を執筆、翌2000年に刊行され大ベストセラーとなり、「韓寒現象」と呼ばれ る。韓寒現象は中国の過酷な受験戦争と大学大衆化時代の反映なのかもしれない。『三重門』はのちテレビドラマ化もされている。上海の名門、復旦大学などから、聴講生で誘われるも固辞。大学には未練は全くなかった。高校を中退して、執筆活動に専念。第2作の『零下一度』もベストセラーとなった。自らの脚本、演出、監督による中国初のカーレース映画『50キロ』を制作するなど、いま最も注目される青年作家である。他に武侠小説『長安乱』など)。


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 見ていただいてありがとうございます。ひとつご協力をお願いします。

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by redhills | 2005-02-28 16:48

●ブログランキング

 なるものに登録してみました。どうもブログの人気投票みたいです。

 仕組みは簡単で、ブログを見た人が指定された場所をクリックするとポイントが入る、ということらしい。ただ、1番になってもなんにももらえないみたい。まあ、たくさん人が見に来ることになるというのがご褒美。のぞいてみたら、1週間で1万とか、すごいポイントになってるブログがあるのにはびっくり!!

 ま、そんなわけで、何となく始めてみましたんで、みなさま、「リトル君の赤坂日記」の一層のグローバル化にご協力いただきまして、ひとつ人気者にしてやろうじゃないかと気が向きましたら、どうか下のキーワードをクリックしてくだせぇ

 それでは・・・・「ブログランキングをプチッとな!!」(ボヤッキー風に!)
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by redhills | 2005-02-27 04:32

●いや、うっかりしてた

 いかんいかん。

 何がって、「新文芸座」での、3週間にわたる怒涛の韓国映画30本連続上映、「韓流シネマコレクション」のこと。紹介するつもりが危うく忘れるところだった。いよいよ今週の土曜日からスタートします!(2月4日まで。上映スケジュールはこちら

 「殺人の追憶」のところでも書いたけども、ここ数年の韓国映画の質量両面での勢いは凄まじい。日々そう感じていても自分も網羅的に見ていなかったのでこういう機会を待っていた。右も左も韓流のこのご時勢、レンタルならいくらでもあるけど、やっぱり映画は映画館で見ないとね、得られるものがケタ一つは違うよ。そう思って我慢して、新文芸座ならやるだろ、と密かに期待していたところ、「きたーっ」てわけです。

 わたくしは当然のごとく、全作制覇を目指します。韓国に興味のある方、あるいは見そびれてしまったあの映画が見たいという方、2本立てで1500円は安いですよ!その上、回数券は3枚3000円だし、年会費1000円を払って「新文芸座友の会」会員になれば、何といつでも1000円で見れます!これってもうレンタルと変わらないじゃないですか!! この機会にぜひご覧になることをお勧めいたします!!!

 なお特典としてもれなく私リトルカズオが付いてまいります。あ、ご不要ですか。そうですか。でもそれでも見て欲しいなぁ。そう心から思うリトルでした。
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by redhills | 2005-01-12 01:38

●生命とは抗うもの(下)


 激しく荒ぶる地球とその試練に耐え生き延びてきた生命。40億年前の「地殻津波」や「全海洋蒸発」を生き抜いたご先祖様のことを思うだけでチョー感動ものなのだが、やはり、考えてしまう。こんなひどい仕打ちを何度もされて、いい加減、死に絶えてしまっても何の不思議もなかっただろうに、その度に創意と工夫(!?)によって生き延びてきた生命。踏みつけられてもそのたびごとに立ち上がってくる生命。

 いったい「生命って何なんだ」

 当然ながら、地球上は生命同士の生き残りをかけた競争の場でもあった。今でこそ生命の頂点に君臨する人類も、その祖先は常に弱者であり、地球の片隅で細々と生きている存在でしかなかった。40億年の間、地球上では数え切れないほどの種が誕生しては消えていった。あるときは他の生命との競争に敗れ、あるときは地球環境の激変に適応出来ずに死に絶えていった。そう、まさに生命の歴史とは、生き残るか絶滅するかの二者択一の歴史なのであった。そして40億年の時を経て、数十万年前、ついに人類は地球の主となることを許されたのであった。弱っちく、小さな存在だったご先祖様。よくぞ生き延びてくださった。感謝であります。

 では、その弱っちいご先祖様がなぜ生き延びることが出来たのか。実は「弱者だから生き延びることができた」のだ。逆に言うと強者は強者ゆえに絶滅したのだ。つまり、その時代にもっとも繁栄していた生命(例えば恐竜)は、当時の地球環境にもっとも適合していたからこそ、他の生命種との競争に打ち勝ち、勢力を増やすことが出来たわけであり、そしてまた同じ理由から、環境の変化の影響を最も大きく受け、絶滅した。この事実は、ローマに敗れたカルタゴについて塩野七生が言った「強者のもつ強みがある時突然、最大の弱点になる」という言葉を連想させる。まさに「おごれるもの久しからず」という感じがする。

 もちろん、弱者にとっても環境の変化は試練であることに変わりはない。だが、それは同時にチャンスでもあったわけだ。そして、そこで生命に起こったこと、それこそが「進化」であった。弱者であるばあるほど、大胆に進化を成し遂げ、次の時代へのチャレンジを果敢に行っていった。いち早く変化に適合することで強いものを出し抜き、いつか最適合者となろうとしたのだ。その、生命に宿る飽くなきチャレンジスピリットとでもいうようなエネルギーこそが、生命が複雑化し、骨を持ち、手足を得、立ち上がり、ついには言葉を話すことになった原因なのであった。じゃあ、そのエネルギーって何なんだ?

 ちょっと話は飛ぶようだけども、「エントロピー増大の法則」というものがあります。これは、「この世は常に秩序から無秩序へと向かっており、決してそれが逆転することはない」というものです。これは、コップに入れた水の中にインクを一滴たらした場合を考えるとわかりやすいです。インクはあっという間に水全体にひろがってしまい、再び一滴のインクに戻ることはありません。同様に、この世のすべてはやがて形(秩序)を失い、最後はただの熱エネルギーになってしまうだろう、と言われています。放っておけば世の中はどんどんバラバラになっていくというのです。部屋は汚れ、家は朽ち、山は崩れ、星は壊れ、すべては無へと帰る。まるで水が低きに流れるかのように・・・。

 しかし、生命だけは例外なのです!
 生命だけが、自律的に無秩序から秩序を作り出していく存在なのです!

 小さな精子と卵子が結合し、みるみるうちに分裂を始め爆発的に成長してゆく生命。個体レベルだけでなく、種としても常に進化し発展していこうとする存在である生命。自らだけでなく、まわりの環境さえも手を加え作り変えていこうとする生命。その底知れないエネルギーは、地球の繰り出す様々な試練をも乗り越え、それどころか、試練を糧にして進化を遂げ、新たな力を次々と手にしてきた。つくづく思う。生命とは抗う存在なのだと。抗うことこそが生命の本質なのだと。生命にとって、生きることに意味などない。生きること、ただそれだけが生命の本質なのだと。

 ただ、だからって「よし、俺も」などと気張らないのがなんとも締りがないのだが。


 余談ながら、「地球大進化」が2月15日~17日にハイビジョンで再放送される。見てない人はぜひ見るべし!
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by redhills | 2005-01-08 04:09

●生命とは抗うもの(上)


 年末年始となると、人それぞれにいろいろと考える。かくいう私もまぁそれなりに考えるところはある。考え出すと止まらないのである。それでいて困ることにあまり筋道立っていない。そんなだらしのないものを垂れ流すのはやや気が引けるのだが、まぁ恥も外聞も無くやってしまおう。生命について、考えた。

 きっかけはテレビだった。何だかんだいって結構テレビを見ているものなのだが、年末に「地球大進化」という番組を連日再放送していた。
 この番組は、最新の古生物学や地球物理学の成果を駆使して、地球に生命が誕生してから人類が誕生するまでを振り返るものなのだが、これがとても面白かった。基本的なスタンスがとてもユニークであり、またそこで語られる歴史は従来の地球観、生命観を覆すものだったからだ。

 まず番組は「母なる地球」を否定する。太陽からの絶妙の距離が生んだ大気と水と地表面を薄く覆う地殻。オゾンや電離層などによる紫外線や放射線の遮断。それらが存在した結果、太陽系の中で地球にだけ生命が存在を続けることが出来たという、奇跡的な環境としての生命圏の神秘。・・・そういった「生命を育んだ存在」という、母性的な地球のイメージは誤りだった、と番組は宣言する。
 地球の真実の姿。それは、過去幾度にわたり生命に過酷な試練を与え、私たち人類の祖先を何度も絶滅の危機に追い込んできた、厳しい存在、父性的な存在だったのだ。事実、生命は過去何度も大規模な絶滅を繰り返してきた。有名なのは恐竜の話だが、実はそんなものは比べ物にならない、私たちの想像レベルをはるかに超える大異変が大昔に生命を襲ったのだ。

 これには本当にぶっ飛んでしまった。

 40億年前。生命は海中に小さなバクテリア状の単細胞生物しか存在していなかった時代。地球も今よりだいぶ小さかった。そして、太陽系には今より多くの惑星があり太陽の周りを回っていた。そしてある時、そのなかの比較的小さな惑星が地球に引き寄せられ衝突した。それが生半可な大きさではない。何と直径400キロ!そしてそれが、時速70000キロで地球とぶつかったのだ!
 その結果何が起こったか。「地殻津波」が起こったのだ。現在、インド洋大津波で20万人に迫る犠牲者が出ているなかで書くのは少しはばかられる気はするが、この「地殻津波」といったら!何と、高さ数百キロの津波が地球を襲うのだ!幅じゃないよ、高さだよ!エベレストの何十倍の高さの津波だよ!っていうか、正確には波といっても、水じゃなくて、海の底の地面がめくれあがって来るんだよ!想像できます?

 それが何とたったの一日で地球を覆うのだから逃げ場などあるわけない。日本列島がそのまんまめくれ上がって吹っ飛んじゃうんだから笑っちゃう。でもこれで驚いてちゃいけない。悲劇はそれで終わらないのだ。衝突の瞬間、そのエネルギーは同時に膨大な熱となって解放され、衝突地点の地表面は一瞬にして4000~6000度に上昇、隕石は「岩石蒸気」となっていく。そして2日で地球上空は数千度の熱ですっぽり覆われ、その状態が1年間続いたのだという。太陽の中に1年間放り込まれたのと同じだったというわけだ。海はたちまち蒸発、その後に残った塩も蒸発、陸はもちろん、海底だったところも2000度に達し、地表はどろどろに溶けて一個の巨大な溶鉱炉と化した。そして、地表が冷えて生命が住めるようになるまで1000年かかったというのだ。この世に地獄というものがあるとしたら、これこそ地獄そのものだったろう。エベレストよりはるかに高い津波の後、大気は数千度に。そして地表は2000度。それが1000年続く・・・。地球は間違いなく、過去「地獄」だったのだ。

 しかし、しかしである。僕らは現実に今ここにいる。そう、僕らの祖先はこの「地獄」を生き抜いたのだ!サバイバルしたのだ。唯一の生きる場所である海を一瞬のうちに奪われた生命はどこで生き延びたのか。何と地下1000メートルに潜り、そこに僅かに残っていた水を糧に、地表面が冷えて再び海が出来るのを1000年の間じっと待ったのだ。すごい。すごすぎる。これだけ極端かつ急激で長期間にわたる地球環境の激変に適応するとは・・・。これを何と表現すればいいのか。生命の神秘などという、陳腐な一言ではとても片付けることが出来ない気がする。

 地球はその後も次々と生命に試練を課していく。今度は逆に地球全体が凍りつく状態が数百万年も続いた「全球凍結」。これは過去何度かあったらしい。内部のマントルの活動が引き金となって起こった「スーパープルーム」。その他、酸素の減少や大陸の移動、森の誕生や森の消滅・・・。まさに「生命の母、地球」なんて真っ赤なウソだったのだ。なんでこれほどまでに、と思うくらい次々と地球はその姿を変え、そのたびに生命は大規模な絶滅を繰り返しながらもしぶとく生き延びてきた。これが地球と生命との本当の関係だったのである。
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by redhills | 2005-01-08 02:15

●これは知らなかった (12月24日)

 クリスマスイブだってのに、雰囲気ブチ壊しなネタですので、北朝鮮に関心の無い方はスルーしてください。あるメーリングリストから仕入れたものです。以下そのまま載せます。

『(1)まずは国土交通省のホームページをご参照。

 http://www.mlit.go.jp/kaiji/insurance/insurance_portal.htm

 我が国沿岸に放置される座礁船の問題等に対処する為に、2004年4月に「油濁損害賠償保障法」が改正され、外航船へPI保険加入が義務付けられることとなります。これにより、2005年3月1日以降、

 ・PI保険等に未加入の外航船は、入港が禁止されます
 ・船内に証明書等を備え置くことが必要です
 ・入港時に地方運輸局等への事前通報が義務付けられます

ということが紹介されています。

(2)次に「油濁損害賠償補償法のまとめ」というサイトをご参照。

 http://yasz.hp.infoseek.co.jp/log2/yudaku.htm

<概要>

○来年3月から日本に入港する100トン以上のすべての船に適用。
○(難破・海難事故に遭った場合の)油漏れに関する保険がない船は日本に入港できない。
○現時点で保険をかけていない北朝鮮船は日本に入港する北朝鮮船の98%。
○船級という被保険船に対する格付けを貰わないと、この保険はかけられない。
○船級を与えられるのは英国法に基づいて認定された会員国準会員国のみ。
○韓国や中国も他国に船級を与える事はできるのだが、瑕疵(不備により条件を満たさないなど)を知りながら恣意的に与えると、船級与える協会から即日追放に。最低でも50年は復帰できない。
○そもそも、艦齢が15年とか30年以内でないと船級もらえない場合があるので、老朽船の多い北の船の90%以上は、まず絶望的。
○北が政治的圧力を掛けても、被保険の条件に関する部分はすでに英国法の運用にだけ任されたので、日本の官庁は関知しないし官庁をたらいまわしにされるだけ。
○諦めて外貨を吐き出して船級の取得できる船を新造・購入しない限り、日本には入れない。
○日本が経済制裁しなくても自動的に制裁発動。

(3)結論:来年3月1日になると、自動的に北朝鮮への事実上の経済制裁が行われることになる。

(4)感想:この法改正は、2002年に茨城県沖で座礁した北朝鮮の貨物船が油汚染を引き起こしたまま放置されたことが発端となっている。そういう意味では自業自得ですが、どこへ話をねじ込んでも、日本政府が言い逃れできるようになっているところが素晴らしい。「未必の故意」というのは、こういうのをいうのでしょう。

 ところで、北朝鮮はこれを「宣戦布告」と見なすのでしょうか?

 さあ、みなさんはどう予想されますか?
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by redhills | 2004-12-24 12:45

●続・韓国ドラマについて

観ずに語る韓国ドラマ(1)
観ずに語る韓国ドラマ(2)

 まだ年賀状を印刷しているのだが、時間もあるし、麻生氏がせっかく分析してくれたので、もう少し取っ組んでみますか。

 ①については、確かにそうかも。でも、なんとなく系は要はミーハー的、あるいはどうせならブームに乗ったほうが楽しいじゃん、それに言われているうちになじんで来たという感じだろうから、追っかけ系の熱気につられているという人たちかな。②についてはどうなんだろう。日本での韓流情報ってまだ限られてるから。でもコアなファンはすでに韓国語をマスターし、韓国で流通しているものをリアルタイムに吸収しているはずだから麻生の言うとおりだろうね。

 ③④はその傾向大だね。これは麻生の言うとおりマスコミの確信犯的犯行。だって追っかけ系を追っかけた方が面白い絵(映像)が撮れるもんね。数字(視聴率)の狩人である彼らからすれば、当然の本能ですわな。日本のみならず、韓国まで足を延ばして騒ぐ様子はテレビに打ってつけ。そして、撮られるほうも過分に撮られることを意識して、いっそうハイになる。お互い様だね。結果として、韓流ブームを知らない人はテレビから知ることとなる。あれを見りゃ、おっかけ系=韓流ブームと思って当然。でももし麻生が中国ブームの仕掛け人とかいって取り上げられたら笑ってしまうな。その日も近いか!?
 でもいったい、日本嫌い、日本男性嫌いというのはどのくらいのものなんだろう。奥さんがダンナに愛想を尽かしている(少なくとも恋愛対象では無くなっている)なんていうのは古今東西どこにでもある話だし。追っかけ系のオバハンたちって、その多くは実は韓流の前は杉サマとか言ってた人たちでしょ。あと、今でもマツケンサンバとか見にコマ劇場とか通いつめてる人。あとは、歌舞伎とか、宝塚とか。ふむ、そういう意味でもこのブームの普遍性が読み取れるな。ポストは読んでないが、それにイチャモンつけてやろうという魂胆か。でも日本男性に満足できないのはわかるけども、日本嫌いが背景にあるとは思えないがなぁ。

 ⑤は微妙なところ。確かに、韓国ドラマの内容と韓流ブーム(あるいは追っかけ系)とは別に分けて論じる必要はある。が、橋田氏にとってみれば、韓流ブームの根源が韓国ドラマである以上、追っかけ系のオバサマにも一言いわずにいられなかったんだろう。大きなお世話といえばそうなのだが、僕は彼女の気持ちはよくわかる。ドラマの作り手としては、叶わぬ望みとはいえ、やはり良いものに目を向けて欲しい、本当の審美眼をもって芸術に接して欲しい、という気持ちはあると思うよ。僕からすれば、禁じ手の使用は病気を抗生物質で抑えるのと一緒で、一時的に劇的な効果(ブーム、あるいは高視聴率)はあっても、やがて副作用が生じる、非常にリスクが高い道だ。それはかつて日本の放送界がたどった道でもあるし、今も同じ事を繰り返している。だからそれに抵抗したかった、と。
 ちなみに、橋田氏を異端派とするのはどうもしっくりこない。僕には、月9とかが正統とは到底思えない。あえていうなら「少数派」じゃないだろうか。それにしても、ほんとに「日本ドラマの唯一にして絶対的存在として語った」の? そりゃ自意識過剰だなぁ。

 ⑥ドラマの質も、視聴率という絶対者に支配されている以上、政治同様に国民の嗜好(レベルと書くといささか問題ありか)に左右される。その点、cxz00061さんの指摘は正しいんだけど、ま、それは置いといて。昨日作業しながら「バリでの出来事」という韓国ドラマを見たけど、まんまトレンディードラマだった。韓国ドラマファンには怒られるかもしれないけど、韓国テレビ界はずっと、日本の流行を追っかけて真似てきたんだよね。だから、日韓でドラマが似てくる(反則技も含めて)のは自然の成り行きだと思うよ。

 ジャ○ーズについては・・・僕はあきらめない! この話はとても深刻なんだ!!

 ⑦⑧については、概ね同意見。前も書いたけど、僕は韓流をある種のリバイバルブームだと思ってる。一過性で終わらないためには、韓国の放送界のこれまでより遥かに厳しい努力と精進が必要だ。だって、今度は本当に新しいものを創造しなきゃならないんだから。
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by redhills | 2004-12-23 17:24



赤坂日記・・・赤坂在住の"Akasakan" リトルが、東京のへそで日々の思いを綴る。
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