"the Akasakan diary"    ~リトル君の赤坂日記

カテゴリ:ニュース( 53 )

日経・7月2日

今日の記事は

・株主総会、もう1つの争点~「同族」の功罪、改めて問う (9面)

の1本です。

 不祥事が出るたびに槍玉にあがることの多い「同族経営」。そして常に、松下やトヨタの例が反証として挙がるわけですが、この記事にもあるとおり、同族経営には「功」もあれば「罪」もありえるわけです。いずれにせよ、株主総会の変質と共に、従来型の白紙委任型同族経営は難しくなっていくと思われます。

夕刊から

・イノベーションby 社会起業家11~ウェブに集う8000人の思い (夕刊3面)

の追加です。

 夕刊で社会起業家の記事が連載されていました。ソフィアバンク代表で多摩大学大学院教授の田坂広志氏が03年に立ち上げた、ウェブ上の交流の場である社会起業家フォーラムには、大企業のサラリーマンから看護師や先生など、幅広い人材が集います。一橋大学の谷本寛治教授が05年に設立したNPO法人、ソーシャル・イノベーション・ジャパン(SIJ)も、企業や政府、学生を巻き込んでイベントを開催するなどの活動をしています。社会起業家と企業とを繋ぐことが課題だと話すソシオエンジン・アソシエイツ社長でSIJ事務局担当の町野弘明氏は、今年中には社会起業家に投資する金融機関のソーシャル・ベンチャー・ファンドをスタートさせたい、と意気込みを語っています。
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by redhills | 2007-07-09 19:13 | ニュース

日経・7月1日

今日の記事は

・ネットと文明第12部・新しい現実5~「個衆の時代」(1面)
・「がん診療連携拠点病院」調査~診療実績・体制編~人材不足広がる治療格差 (11面)
・抗がん剤・放射線専門医、がん拠点病院常駐は半数未満 (38面)
・リアル・リーダーシップ~誠実・勇気・正直が成功の条件 (24面)

の4本です。

 ネットが新たな文明の利器であることは間違いないでしょう。産業化と民主主義が大衆化社会を生み出し、それを誘導する新たな権力としてマスコミ (新聞+映画→ラジオ→テレビ)が君臨してきたわけですが、一部による情報の独占という構造にそろそろ変化が現れた、というわけです。
 しかし、ネット上で直接に個人同士が情報をやり取りしたからといって、それが果たして「衆愚」を生まないといえるのかは疑問です。一部の声だけを流すマスコミに比べて、ネットがより柔軟性を持っていることは事実です。がしかし、直接であろうと間接であろうと「衆愚」は現れます。それを望む大衆の潜在意識はいつの世にもあるのです。それは、古代ギリシャの、あの賢いアテネの民が辿った歴史を見れば明らかです。
 賢明なる「個衆」がいないというのではありません。彼らは確かにいます。しかし、だからといって、ネットの普及によって「衆愚」が消えることはないのです。それは人間の本質に関わる問題であって、文明やテクノロジーの領分の話ではないのです。ですから、ネットと政治の関わりに過度の期待を抱くのは誤りであると思うのです。
 その点で、「独立した個人の判断を公平に総和すれば、真実に近い正答を 「民主的に」導き出せる」(ヤフー・川辺氏)などというのは幻想です。ネットを通じた「個人の判断」の「総和」で「真実」に近づけるとは思えません。真実は多数決で得られるものではないのです。ネット企業は、ネットをもう少し冷静に評価し、その出来ることと出来ないことをきちんとユーザーに伝えるべきではないでしょうか。そうでないと、それこそ個人をミスリードし、大衆を衆愚としてしまいかねません。

 日経新聞による、がん診療連携拠点病院に対する全国アンケート調査の結果が出ています。今回は診療実績・体制面ですが、深刻な人材不足や治療格差が数字に出ました。
 手術の技術水準に比べて遅れているとされ、国のがん対策推進基本計画でも今後重点的に取り組むべき課題と位置づけられた放射線治療と抗がん剤治療について、現在放射線、抗がん剤ともに学会認定の常勤専門医(または暫定指導医)がいない病院は、回答のあった213施設のうち、35施設(約16%)もありました。その大半は、地方の中核的な病院で、病床数も、前病院の平均(約586床)より小規模な病院が31を占めています。こうした病院の多くからは「国が求めるレベルに達するには今の数倍の費用がかかる」「常勤医が欲しいが、全国的に絶対数が少なく探すのは困難」などという声が聞かれます。がん医療の地域格差を無くそうという政府の方針はうなづけるものの、「根本的な人材不足を解決しないまま、わずかな補助金でがん医療が平等に行き渡っている様に見せかけている」という厳しい指摘も見られます。
 また、医師以外の医療従事者(コメディカル)においてはさらに手当が遅れています。がん看護専門看護師やがん化学療法看護認定看護師などといった、専門資格コメディカルがいる病院は、全病院の10~30%台どまりでした。現場からは「そもそも看護師の確保が困難な中、資格を取るには長期間の研修も必要でハードルが高い」という声が聞かれました。また、「拠点病院に指定されたことで業務が増加し、それに伴う人材確保や人件費対応に苦慮している」という意見もありました。
 これらは現場で解決できるレベルを超えていると思われます。政府の対応が急がれます。

 書評欄から。「正直で善良な人間は報われる」と言うと「何を古くさい」と思われるかもしれませんが、何を隠そう、これは現代のグローバル時代における第一線の経営者によるリーダー論の本の主張なのです。著者のピーター・ジョージェスク氏は、アメリカの大手広告会社、ヤング&ルビカム社の元会長兼CEOです。彼の幼少時の体験が、誠実さ、勇気、正直さをその一生を貫く価値観とし、彼によればそれこそが「新しいビジネス界に必要とされている」とのことです。
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by redhills | 2007-07-08 23:02 | ニュース

日経・6月29日

今日の記事は

・地裁「原則総会が判断」~ブルドックの買収防衛策容認 (3面)
・財務最前線~多様化する調達手段(中)~事業証券化動き出す (17面)

の2本です。

 先の株主総会で8割を越える支持を集め、特別決議を経て承認されたブルドックソースの買収防衛策の差し止めを求めたスティールバートナーズの訴えは、退けられました。東京地裁は、「誰を経営者としてどのような方針で会社を経営させるかは株主総会の資本多数決で決すべきであり、防衛策の必要性の判断は原則、総会に委ねられるべきである」と明示しました。その一方で、特別決議による防衛策でも、「必要な範囲を超えて買収者やその他株主の利益を損なうことは許されない」とし、過剰防衛は認めませんでした。
 これはとどのつまり、「敵対的買収の行方は市場(株主)の判断に委ねる」ということです。当り前といえば当り前ですが、これからはより一層、経営側も買収側も、株主の支持を得られるような経営計画を示し、企業価値の増大に真剣に取り組む必要が出てくることでしょう。また、株主も判断を下すものとしての責任が重大となることは言うまでもありません。

 「無から有を生み出す」というとやや語弊があるかもしれませんが、将来の事業収益を担保に資金を調達する「事業証券化」は、元手無しに事業者が望みの施設を得ることを可能とする金融手法です。今まではパチンコ店など、収益が読みやすい一部事業に実績があっただけだったのが、ここにきて介護分野など、広がりが出てきました。ただ実績は昨年、今年で10件程度にとどまっており、今後の鍵を握るのは「金融機関の与信スタンスと金利」(スタンダード・アンド・プアーズの尼寺啓人氏)です。当社のプロジェクトにも応用できないか、注目です。
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by redhills | 2007-07-06 20:38 | ニュース

日経・6月28日

今日の記事は

・ネットと文明第12部・新しい現実3~デジタル安全網 (1面)
・「アレルギー科、存続を」~患者4団体厚労相に要望書 (42面)

の2本です。

 ネットを通じての情報や金品の流通は簡便であり、使い方を考えれば非常に肌理細やかな対応が可能です。また同時に、悪用しようと思えばリスクやコストを余りかけずに利得を得ることも可能です。ただ、表に出て行動することが余り得意でない日本人にとっては、募金活動などにネットを使うことなどは確かに効果があると思われます。ネット自体に善意も悪意もありません。要は、ネットは使い様、ということです。

 厚労省が医道審議会に提案している医療機関の標榜する診療科名の削減について、アレルギーの患者4団体がアレルギー科の存続を訴えました。厚労大臣との面会で要望書を提出しました。大臣は「方針はまだ最終案ではない。患者や学会の意見を聞いて、良い結論を導きたい」と述べました。
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by redhills | 2007-07-05 21:58 | ニュース

日経・6月27日

今日の記事は

・不動産価格情報を集約~国交省~個人向けに公表 (1面)
・ネットと文明第12部・新しい現実2~見えざる大経済圏 (1面)
・がん医療新時代・生み出せ人材力(下)(42面)

の3本です。

 景気回復と共に不動産取引が活発化し、個人がREITなどを通じて購入・賃貸以外にも不動産投資に関わることが増えてきましたが、従来から専門業者に比べて情報面で不利な立場に置かれる傾向にある個人を助け、より透明で公正な不動産価格の形成に役立つようにと、国交省が不動産価格情報を集約・一元化し、ネット上で「不動産市場データベース」として公表します。国土審議会の不動産鑑定評価部会で報告し、09年度をメドに公開する方針です。ただ、私的情報である取引情報の開示に慎重な意見もあり、細部については今後の検討課題です。

 ネットを利用しての電子商取引は拡大の一途ですが、政府の統計上からは漏れているのが現状です。ようやく政府も対応を始めたようですが、消費者の行動は常にその先を行っています。ネットを通じての物々交換サービスをヤフーが始めましたが、これなどはGDPに反映されないものの、利用者にとって得るものがあります。

 千葉県がんセンターの1階にある患者相談窓口「ほっとステーション」には、相談員の野田真由美さん(49)に話を聞いてもらいたいというがん患者が訪れます。自らも乳がんの手術を受けた経験を持つ野田さんは昨年9月に相談を受け始め、今年4月に正規の職員になりました。それまでに受けた相談は300件を超えています。しかし医療の資格もない野田さんのような相談員を正規雇用したのは千葉県がんセンターのみです。野田さん自身は、相談員が患者の心の悩みのすべてを解決できる存在ではないことを十分にわかっており、内容によって看護師や臨床心理士に引き継ぎます。野田さんはこう言います「私が病院組織の中で機能することが重要」。まさにがん医療はチームプレイなのでしょう。
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by redhills | 2007-07-04 21:34 | ニュース

日経・6月26日

今日の記事は

・ネットと文明第12部・新しい現実1~「環視社会」の足音 (1面)

の1本です。

 日経の記事にあるとおり、ネット社会にあっては「見る側」と「見られる側」との境界はあいまいです。手軽に写真や動画を撮影して誰しもがネットにそれを流し、それを世界中の人々が見る。これが普通のことになりました。記事ではこれを、権力が個人を見張る「監視社会」から、見えない衆人に囲まれ観察しあう「環視社会」への変貌であるとし、見られていることを意識して自らを律していく効果が期待できると肯定的に評価していますが、果たしてそうでしょうか。無秩序かつ無断に個人情報がネットの海に流されている社会が人に安息を与えるとは到底思えないのですが。
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by redhills | 2007-07-04 03:17 | ニュース

日経・6月25日

もう1つ、連載を始めようと思う。なんか積極的、どうした?の声もあがりそうだが、なんのことはない、こちらは仕事でやっていることをほぼそのまま流用しようという、これまた手間のかからない企画である。完全なリアルタイムは問題もあるので、とりあえず、1週間遅れで行こうと思う。というわけで、最初は6月25日の月曜日から。

今日の記事は

・証券監視委、全ファンド検査対象に (1面)
・団体訴訟制度が始動~消費者保護、試される「宝刀」(19面)

の2本です。

 金融当局もファンドの存在感が大きくなるのに対応していこうとしています。9月の金融商品取引法施行で企業買収ファンド、ヘッジファンド、不動産ファンドなど様々なファンドが新たに業者規制の対象となります。個人など一般投資家の出資者数が50人以上なら金融庁に登録、49人以下なら届出の義務が生じるのを受けて、検査をどうするかが焦点でしたが、その方針が明らかとなりました。一般投資家の保護を主眼として、一般投資家の参加が多いファンドについてはより厳格な検査体制を敷くことになります。また、ファンドの実態を重視し、たとえ外国登記でも募集が日本なら対象とします。ただ、余りに厳しい検査体制とすると返って外資系ファンドなどが日本を敬遠し、市場に資金が入らなくなるおそれもあることから、柔軟な運用が望まれています。

 悪徳商法などの被害にあった消費者に代わり、消費者団体が企業に差止請求の訴訟を起こせる「消費者団体訴訟制度」が動き出しました。改正消費契約法の施行に伴うものですが、今月から始まった、現在提訴権を付与される適格団体の申請を内閣府に済ませたのは2団体。あと5、6団体が申請を見込んでおり、国の認定は9月前後に降りる見通しです。また、特定商取引法や景品表示法など、より広範な法律に同制度を設ける議論も進んでいます。関係各省庁は09年度までに所管する消費者関連法への導入を検討中です。池本弁護士によれば、全国の消費生活センターに寄せられる訪問販売などの苦情相談や年間約80万件あるのに対して、行政処分は年間80件程度しかないということであり、まったく現状が追いついていないことが分かります。
 ただ問題点も残ります。1つは団体訴訟に損害賠償は認められなかったということです。これは、すべての被害者を特定して賠償金を分配するのは難しいという理由からですが、被害回復には別途、損害賠償訴訟が必要だということになります。もう1つは、訴訟費用の問題です。これについて、一橋大学大学院の上原敏夫教授は、活動資金の大半が国や州の補助金で賄われるドイツを見習って、日本でも適格団体には国などから援助が必要だ、と指摘しています。また、経済界からは、消費者団体に強力な権利が付与されることへの懸念もあり、団体側も情報を十分開示し、消費者や企業の信頼を得るべきだ、という意見もあります。いずれにしても、同制度の運用はこれからであり、効果が上がるか否かは実際の運用を見てみないと分からないという感じです。
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by redhills | 2007-07-02 23:26 | ニュース

●もれなくお金がついてきます

 昨日、村上ファンドの村上さんが逮捕された。
 ライブドアによるニッポン放送株の買占め情報にたいするインサイダー取引容疑ということだった。
 で、最後までお騒がせな村上さん、逮捕される前に記者会見を開いて罪を公に認めて頭を下げたのはいいのだけれど、ついでに、(というかこれがメインディッシュみたいだったけど)言いたいことをぶちまけてた。

 いや、テレビなんかの報道だけじゃあ、実際はどういう人なのかはわからないんですけど、胡散臭い独演会でしたね。インサイダー情報について「聞いちゃったといえば、聞いちゃったんですよ」ってのは、いかがなものかなあ。それから「ぶっちゃけ、僕が儲け過ぎたから嫌われたんでしょ。実際儲けましたから」なんて…もう、正直なお方です。

 物言う株主っていうスタンスは大いに時宜を得ていて評価されても良いと思うんですよ。でも、村上さんは、「企業の価値を高めていこう」という言葉とは裏腹に、実際には買い占めた株が値上がりすると、すぐさま売り抜けて利ざやを稼ぐ、ということを繰り返していたわけです。正に口先三寸ていうやつで、ただそれがまた資本主義に忠実な感じもして不思議な感じもするわけですが、バフェットさんのように、有望企業の株を長期保有するというような、本当の機関投資家とは似て非なるもの、似非(えせ)であったことは明白なわけです。
 かっこいいこと言ってても、その行動の後ろにはもれなくお金がついてくる。ま、彼はバフェットさんみたいに自腹で資金を運用しているわけじゃないから、出資者のプレッシャーは受けていたでしょうけれどもね。少しかわいそうな気もするな。

 でもね、阪神の星野さんが言った「天罰が下る」というコメントに対して、「健全な青少年を育成する役目も持ったプロ野球の指導者がこんなこといっちゃいかん」ってまくしたててたのはおかしいと思うなあ。
 「悪いことすると、誰も見てないと思ってもちゃあんとおてんとさんが見てるから、そのうち天罰が下る」なんて、とおっても教育的じゃないの。そう思わない?、村上さん。
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by redhills | 2006-06-06 12:53 | ニュース

●史上最大のどんでん返し

 好きだからいろいろな映画を観たりする。
 昔「結末は決して誰にも言わないでください」っていうキャッチコピーの映画がヒットしたけど、あっと驚くどんでん返しは映画の楽しみの一つだよね。僕のお気に入りはビリー・ワイルダーの「情婦」だけど、いや驚いた。こんなどんでん返しはないっしょ。世界中が2000年も騙されてたなんてさ。

 知ってる人もいると思うけど、「ユダの福音書」のニュース。知らなくても読めばだいたいわかります。

 ユダを知らない人はいないよね。
 イエス・キリストに選ばれた愛弟子、12使徒の1人でありながら、金に目が眩み、官憲にイエスの居所を密告した男。欲のために信仰心を売り渡した裏切り者の代名詞。13という数字が不吉なものとされるのもユダのせい。おそらくキリスト教が広まって以後、西洋人に「ユダ」という名前の方はいないでしょう(全国の湯田さん、ごめん)。実際、ドイツではJudasという名前を子どもに付けようとすると法律で罰せられちゃうくらい。

 さて、その世界一の嫌われ者であるユダさんが、実はすんごいいい奴だった! というんで世界がひっくり返ったってのが今回のお話。

 それは1700年の時を超えてやってきた。
 1978年のエジプトである古文書が発見された。発見されたといっても見つけたのは盗掘者で、そいつはそれが何であるかも分からずに古物商に売り飛ばしてしまうのだが、この古物商がまたアホな奴で、300万ドルという法外な値段でアメリカの大学に売りつけようとして断られると、なんと、銀行の貸金庫に20年近くほったらかしにしてしまうのだ。

 2000年になって、30万ドルでその古文書を譲り受けた女性は、それが「ユダヤの福音書」であると聞かされ、運命を感じたという。「これは、ユダが私に名誉回復を依頼しているんだわ」と。
 彼女はさっそく、古文書復元と古代エジプト文字(コプト文字)の専門家の元にそれを持ち込んだ。

 気の遠くなるような作業が始まった。
 風雪に晒された十数枚のパピルスはボロボロに崩れており、1000以上の破片となっていた。彼らは、それらピースの全てをカラーコピーし、原本を丁寧に保存した後、現物と同じ形に切りとったコピーの文字を解読しながら、一歩一歩復元していった。

 徐々に姿を現す古文書。そこに記されていた内容は、まさに驚天動地、驚くべき内容だった。
 「ユダの福音書」によれば、あの悪名高い「ユダの裏切り」は、イエスが求めた出来事であったというのである! 

 え!?

 ユダが裏切るのを知っていて止めなかった、っていうんじゃないんよ。やらせだったっていうわけ。

 しかも!

 なぜユダだったのかっていうと、彼が12使徒の中で最も信心深く高潔であり、イエスの寵愛を受けていたがゆえに、裏切り者という、後世に長く着せられる汚名を背負うことを使命として授かったのだという!

 うわ、すごいわ、これ。

 今まで極悪人だった人が、実は一番の善人だったって…。
 しかも、他の福音書(マルコ、マタイ、ルカ、ヨハネ)で散々悪者呼ばわりされ(ヨハネなんかじゃサタン呼ばわり(笑))、2000年近くののしられ続けた今になって、「あ、それやらせでした」「実はさ、あいつ一番いい奴だったから悪役させたのよ」なんてさ!

 イエスさま、もう憎い、ニクイ~~~~
 すっかり騙されましたよおおおおおお

 いや騙すならこれくらいデッカク騙さないとね!!
 もう、腹も立たんわ。
 ていうか、天晴れ!! って感じ。

 あ、念のため言っときますと
 果たして史実がどうであったか
 ユダはいい奴だったのか、それともやっぱり悪い奴だったのかはもちろんわかりませんです。
 でも、今までのキリスト教の教えが180度変わる可能性があるわけです。

 それから、肝心の古文書の真贋ですが、放射性炭素年代測定で、このパピルスは西暦280年プラマイ50年のものであることが判明してます。
 「ユダの福音書」については、西暦180年頃には存在していたことはわかってましたが、今回初めて写本が発見された、というわけです。
 実は福音書って4つじゃなくて、キリスト教が出来た初期には30以上もあったそうです。
 カトリックが封印し歴史に消えた教えが2000年の時を超えて蘇ったというわけですね。

 いやあ、歴史って、ほんっっっとにいいもんですね~~~~
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by redhills | 2006-04-11 00:13 | ニュース

●物言えば唇寒し

いやまったくあきれてしまう。

朝日新聞の社長の長男が渋谷区の路上で大麻を所持していたとして現行犯逮捕された。

だからあきれているのではない。

あきれたのは、逮捕されたのが今月の10日だったからだ。
もう2週間以上経っている。
しかも、他社が報道したのを見て慌てて「驚いている」との社長コメントを出し、
広報は「プライベートのことなので何も言えない」ときた。

以前、このブログでNHKとの間に起こった捏造記事論争を取り上げたが、
やはり朝日新聞の報道機関としての姿勢には首を傾けざるを得ない。
権力と戦う、と言いながら、身内に甘い体質はどうにかならないものか。

折も折、朝日新聞は今年創立127周年になるそうで
「ジャーナリズム宣言」と銘打ったキャンペーンを実施中だ。

語るに落ちる、というべきか。
物言えば唇寒し、というべきか。

とにかく、他人のことをとやかく言う前に
自らの足元をよく確かめることから始めてほしいものだ。
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by redhills | 2006-03-28 21:59 | ニュース



赤坂日記・・・赤坂在住の"Akasakan" リトルが、東京のへそで日々の思いを綴る。
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