"the Akasakan diary"    ~リトル君の赤坂日記

<   2004年 10月 ( 11 )   > この月の画像一覧

●秋葉原の男たち (10月31日)

 今日は晴れたので昨日いく予定だった買出しに出発。
 まずはコンランショップへ。週末の丸の内はあまり印象がない。人気のない感じなんだろうと思ったら、ビルの蔭から沢山の子供たちが駆け出してきた。今の丸の内はそういう街になっていたのかと思い知る。じっくり食器などを見るが、買うには至らず。
 午後はパソコンを買いに秋葉原へ。今まで使っていたノートパソコンが壊れてしまったのでやむなく買うことにした。秋葉原も再開発が進んでいる。駅前に超高層ビルが建設中である。結局、特価で他の店より2割ほど安かったものを買う。液晶はシャープ製なのでまあ、安心だろう。

 秋葉原はどんどん変貌している。電気街→パソコン街→オタク街までは知っていたが、今の秋葉原は駅のすぐ近くにアダルトグッズばかりを売るビル(店ではなく、ビル丸ごとアダルトショップ!)がデンと建っている。一歩路地に入ると昔ながらの無線グッズや電子部品を売る小さな店が並んでいるのだが、閉めている店もやや目立つ。そしてここにもオタクは入り込んでいる。ある雑居ビルの2階以上はすべてアニメなどのフィギュアの店になっていた。中には海洋堂の店などもあって必ずしもアニメだけではないのだが、それにしても、食い入るようにフィギュアを覗き込んだり、仲間で熱心に話し合っている客がすべて大人の男性である光景はヘンである。年齢層は20代からおそらく50代くらいと思われる人までいる。子供のころマジンガーZをテレビでやっていて、バンダイ(だったはず)から出た超合金シリーズがはやったのを覚えているが、そういった嗜好が大人になっても続いているのだろうか。でもそれはロボットなどで友達と遊ぶためであって、家に帰ってきて並んだアニメのキャラを眺めているサラリーマンとは何だろう。

 彼らはもはや生身の女では満たされないのか。日々希薄になっていく生身のやりとり。失っていく肉体性はもう取り戻せないのか。病的に見えるが、これが今の日本だ。
[PR]
by redhills | 2004-10-31 23:10

●現代押し売り事情 (10月30日)

 朝からどんよりと曇っている。これから雨が降るらしい。今日は一日歩き回るつもりでいたのだが、寒いし気が乗らず、家にいる。
 新築マンションではいろいろなことが起きる。セキュリティーは万全ですと不動産屋はいうが、もちろんそんなことはない。テレビカメラ付きオートロックとくれば、会いたくない訪問者に会うことはないと、普通は考える。でもそれは違う。こんなことがあった。

 ピンポンと鳴ったので出ようとしたらおかしい。何がおかしいって、マンションのエントランスからの呼び鈴じゃないのである。つまり、いきなり玄関ドアの前にその人は立っていることになる。ヘンだな、と思いつつインターホンで話を聞くと、給湯器のメンテナンスの説明にきた、とのこと。見たところ制服を着ている兄ちゃんである。ドアを開けると身分証のようなものを見せながら名乗った。外出のタイミングをはずしていたところでもあり、話を聞くことにする。兄ちゃん、給湯器のメンテは1ヶ月に一度、ベランダにある室外機を開けていろいろやる必要があると図をみせながら丁寧な説明ぶり。その後玄関前の配水管について、個人負担でクリーニングをやらないと管が水垢で詰まってきてよくないですよ、これを自腹でクリーニングするにはこれだけかかりますよ、と言う。金かかるなぁと思ったところで、その奇妙に慇懃な兄ちゃんが「いいものがあるんですよ」と言い出した。なんだなんだと思って聞くと、配水管に外からなにやら不思議な装置をつけると、イオンの働きで水垢を寄せつけず、ズーッときれいなままですよ、という。しかも今なら本当は一括で買うと34万円以上するものが、5年リースで月々たったの4500円、5年経てばこれはもうあなたのもので、以後いっさい金はかかりません、ときた。

 そこまで話を聞いたところで、まずあなたの名刺を下さい、それからその装置についてもっと知りたいのでパンフレットを下さい、とリクエストすると、兄ちゃんはなぜか、名刺はない、自分は施工担当なもので、と言う。それにパンフもないと言う。そりゃおかしい、だってあんた、バリバリ営業してるじゃん、と思ったがそれは言わずに、こんな高いもの買うのにパンフもないのはおかしいじゃないか、と言うと、しどろもどろになる。言いながら、世の中の人たちはこんな話で本当にこんな装置を買ってしまうのだろうか、と考える。
 さらに次のツッコミを入れる。5年リース、つまり60回払いしても、総額で30万しないけど、これはヘンじゃないの。兄ちゃん、ますますろれつが回らなくなってしまう。おいおい、手が震えてるよ、大丈夫かい。そこでやっと兄ちゃん、白状した。実は最初に20万円以上払わなくてはならない契約だった。当たり前だよ。ここまで付き合ったけどもう限界。ものを売るのに、身分も明かさない、商品の資料も渡さない、おまけに全部でいくらかかるのか、こちらが言うまで言わずにいて、月々これだけですよ、なんてトークで釣ろうッテンダカラ虫のいい話だ。兄ちゃん、あえなく退散となった。

 一つ残った疑問は、兄ちゃんはどうやってマンションに入り込んだのかだが、おそらく、興味本位で話を聞こうと中に入れてしまった住人がいたのだろう。これではセキュリティも怪しいもんである。
[PR]
by redhills | 2004-10-30 18:22 | 引越し

●足りないものは (10月29日)

 いちおう持ち込んだものを整理してみると足りないものがわかってくる。

 今日は事務所を早々に出て丸の内線に乗る。
 東京で降り、長い連絡通路を通って八重洲方面へ出る。確かここにユニクロがあるはずだが。しばらく地下街をうろつく。前と変わっていて少し混乱。日本の首都の駅前がこんなことでいいのかと少しいらだつ。やっとインフォメーションにたどり着いて聞くと、何と店は駅の中。そんな! 迷ったが入場券で改札を通る。今日発売のフリースを買う。ちょうど部屋着をどうしようかと思っていたのでいいタイミング。これなら外にも着ていけるし便利。

 次に向かったのは丸ビルにある「コンランショップ」。別に自慢するわけじゃなく、コンランショップは新宿に店を出した時から知っていた。「BRUTUS」で特集されて非常に興味を持った。10年位前だったか、オペラシティができた時にオープンしたはずだが、行ってみてとてもセンスのよい品揃えに強烈な印象を受け、石鹸受けとコップを買った。コップは割れてしまったが、石鹸受けはまだ現役。今回改めて新居の食器などを物色しようということで、本当に久しぶりに行ってみることにした次第。
 実は恥ずかしながら、丸ビルが新しくなって以来、中をじっくり見るのは初めてだったが、なんか銀座みたいな雰囲気。おしゃれになった。まわりもブランドショップがずらりと並んで、様変わり。それだけじゃなくて、高層ビルもどんどん建っていて、数年後には駅舎も3階建てに復元され、丸の内界隈は一新される。少しづつ東京も新しくなっている。
 コンランショップは昔とだいぶ品揃えは変わっていたが、その精神は変わっていない。見ていると楽しくてあっという間に時間が経ってしまう。とりあえず閉店までに一巡りする。以前より価格帯が上がっているような気がする。日本の雑貨屋さんが頑張っている証拠かも。明日改めてじっくり見ることにする。
[PR]
by redhills | 2004-10-30 11:34 | 引越し

●いす、届く (10月27日)

 待っていた椅子が届いた。

 遅めの時間に届くようにしておいたので急いで家に帰って待つ。
 いまのところ、うちにはたったのひとつしか椅子がない。これは居間の真ん中でちゃぶ台の前にデンと鎮座しているラタン製のリビングチェアである。
 今晩届いた椅子は食卓用にと考えたものだが、まずは食卓について書いておこう。書く必要はないのだが書きたいのである。

 この食卓はアメリカンブラックチェリー材である。この木の特徴は、時間の経過とともにその色が深くなっていきやがて見事な飴色になっていく点にあり、ウイスキーの熟成を連想させる。今は明るい赤茶といった感じで、チーク材のような色合いである。これが段々と味のある色に変わっていく様を想像すると楽しい。最近人気が出てきたという。
 製作した工房は「株式会社アイダ」といって、老舗の無垢材家具製造会社であり、相田貞夫さんという職人さんの手になるものである。家具を探していたときに偶然入った「家具蔵」という店で出会った。原産地に行き原木を買い付け、慎重に輸入し、充分に時間をかけて乾燥させる。木は生き物であるので多くの水分を含んでいる。その水分を十分に出しておかないと、後から反ったり曲がったり割れたりしてしまうのだ。乾燥させ、あらかじめ反ったり割れたりしているなかから使える部分だけを切り出し、丁寧に製材し、すべて手作業でひとつひとつ家具を作ってゆく。
 アイダの家具はテーブルも椅子もいっさい釘やねじを使わない。すべて部材同士のかみあわせによって作られており、木の本来の力を生かした作りとなっている。僕のテーブルは伸縮するタイプなので(ダイニングスペースがぎりぎりだったのだ)金具こそあるが、しかしそれは決してテーブル本来の構造や強度に関わる部分ではない。完璧なまでに仕上げられた部材同士の接合部分は触ってみても全く違和感がなく、言われて見なければまったくそれとわからない。アイダの家具はおすすめである。

 だいぶ説明が長くなったが、そこで、椅子である。
 これはだいぶ前にネットを漂っていたときに見つけた「a.flat」のものをチョイスした。アジア風家具でそんなに珍しいわけではないのだが、実際に都立大学にある店に行ったとき、そんなに買う気ではなかったのに座ってみてビタッときた。ラタン製で足はチークである。一般には食卓用の椅子というと、肘掛けなしのように思われているが、自分としては肘掛けつきが欲しかった。というのも、食卓で食事だけするのではなく、寛いだり本を読んだりパソコンを叩いたりしたかったからだ。この椅子の肘掛けは実によい場所にあって、座っているだけでうれしくなる。ベトナムかタイで組み立てて輸入しており、現在在庫切れで納品に1ヶ月以上かかるといわれたにもかかわらず、買うことにした。

 問題は買ったときは引越し前で、食卓と合わせてみたわけでなかったことで、果たしてぴったり合うのかな、という点だった。こればっかりはあわせてみないとわからない。
 ダンボールを開ける。プ~ンとラッカーのにおいが鼻を衝く。輸入したてのにおい。取り出してみると、思っていたより色が黄色っぽい。ラタンというと、もう少し茶色っぽい色を想像していたのだが。すぐに食卓の両側に1脚ずつ置く。サイズはちょうどよい。座り心地もよい。ちょっと何か書いてみる。いい感じである。遠くから眺めてみる。ここで予想外の事に気づく。椅子の脚と食卓の脚の形が似ている。これはいい。脚がそろっていると一体感が出る。これは合格じゃないか。

 明日から僕はこのダイニングスペースで朝食をいただくことにしよう。
[PR]
by redhills | 2004-10-27 23:45 | 引越し

●朝の赤坂界隈 (10月25日)

引っ越してからは歩いて通うようになった。

これが赤坂に住む最大のメリットと言えると思うのだが、こいつがなかなかに気持ちがいい。

僕は歩くのが好きであり早足なので、15分ほどで仕事場に着く。歩いていると、姿勢が正しくなり、全身に生き生きとしたリズムが出てくる。ホモ・サピエンスは二足歩行動物なのだな、などと実感したりする。これが5分程度だとやや物足りなく、もうちょっと歩いたほうが気持ちよくなってくる。そういう意味でもこの距離はなかなかいい按配だ。

朝の赤坂は静かだ。夜の町であることもその理由だろう。通勤客は赤坂駅の出口から出てくるけれどもそんなに多くも無く、また車の行き来もそれほどでもないので圧迫感はない。これが引っ越す前は大変だった。田園都市線だったのだが、あの混み様は尋常でなかった。まず朝仕事場に着くまでが一つの仕事といった感じで、いつか何とかしたいと思っていた。それが今は電車の遅れにイラつく事もなく、スタスタと歩いて行ける心地よさよ!
[PR]
by redhills | 2004-10-25 20:44 | 引越し

●どうやら見栄えだけは (10月24日)

もう月曜の朝である。
が、僕は寝ていないので頭の中は日曜日のまま。だからこの日記は日曜日の日記。

今日は家で引き続き引越しの片付け。
金曜の来客のおかげで大分はかどったのだが、まだまだダンボールが残っている。衣類は納まったのだが、本関係と、食器類、そしてその他のこまごまとしたものが放置されている。いかん、早くこれを片付けて、この家本来の姿にしなければ・・・。そう思っていても前日の夜更かしが響いて作業開始は午後からになってしまう。

まず食器をと思うのだが、これが思うように行かない。大概は以前引き出物なんかでもらった皿やグラスなんだが、今まで食器棚というものがなく、使うことも無かったので箱に入ったままだった。だから、どこにしまったものだかよくわからない。それによく考えてみると、品揃えにバランスがぜんぜんない。スプーンやフォーク、ナイフなどが見当たらない。奥さん、台所っていろいろと大変なんだね。

ややいい加減に食器を片付ける。お次は本なのだが、これが最大の難所である。なんせいろんなジャンル、大きさの本や雑誌、書類なんかがごたごたになっている。前の家の本棚は捨ててきてしまったので、同じように入れるというわけには行かない。それに、こういったものは、片付けがしょっちゅう中断する。読み出したりしちゃうのだ。これは危険であるのでできる限り注意することにする。
夜もふけてから段々と調子も出てきて、家の中から全てのダンボールを強制退去させることに何とか成功した。やった!

改めて床のほこりをとって見てみると、やっぱり広いし新しいし、いい気分。収納はほぼ予想通りだったが、やはり本は多めだった、というより、収納が少なかった。せっかくかっこいいディスプレイにしようと思ったのだが、イマイチに終わる。でも、まぁ合格点じゃなかろうか。
こうしてみると、今度は足りないものが目に付いてくる。ソファやテーブルはどうしようか、考えねば。いちおう、自分の頭の中ではこの家のコンセプトは「アジアのリゾートホテル」(行ったこともないのに)なので、たくさん観葉植物が必要だ。音も重要なのでオーディオも考えねばならん。あと、できれば熱帯魚を飼いたい。・・・う~ん、いろいろあるな。ま、考えているときが実は一番楽しいのだが。

長く楽しむコツ。それは少しずつ買い揃えること。まずは今週、食卓用の椅子が来る。さて、うまくフィットするかどうか、たのしみだ。
[PR]
by redhills | 2004-10-25 06:03 | 引越し

●2046 (10月23日)

午後仕事のため外出。

暗くなった頃に解放され、渋谷で買い物。携帯を見る。今使っているのは3年以上前に買った物だが電池の寿命が短くなってきたような気がしている。もちろんカメラなんぞついていないが、当時最新型の「カラー」液晶モデル。こういったものの変化の早さに改めて驚く。お目当てはINFOBARのNISHIKIGOI。形がよくカラフルで前から良いなと思っていた。思ったより安かったので買うことにする。

店内を歩いていたとき、弱い地震がきた。その時は「おっ」という程度だったが、後であのときに新潟で地震が起きていたことを知る。台風の後に地震では本当に大変だろうと思う。
そんなことは知らない私は偶然にも覗いた映画館で、今日(10月23日)がウォン・カーウァイ監督の最新作「2046」の公開日であることを知る。
木村拓也が主演したことでも注目されている本作であるが、公開日は知らなかった。このレイトショーがこれからあるという。しかも通常の3分の2の値段である。こういう流れは神様が自分に見ろといっているのだろうと思って見ることにする。

上映までまだ1時間半以上あったので、ドンキで買い物。赤坂に来て以来、たびたびドンキにお世話になっているが、今回初めて1階から3階まで見る。買うつもりでなかったものまで買ってしまう。

映画館に行くと、もう30人ほど並んでいる。シャツ1枚では外は少し寒かったが、ここは人が詰まっていて、どんどん暑くなっていく。まわりを見ると90%はカップルである。映画好きな恋人達がキムタクの主演作を期待して見に来ているのか。すぐ後ろのカップルが痴話げんかを始める。最初に来たときからムードが悪かったが、どうやら男のほうが仕事帰りにコンパに行くことに女のほうが反発しているらしい。「私がハセキョーだったら浮気しないでしょ」なんて言って女が問い詰めている。あまりに絵に描いたような状況設定とそのやりとりに笑ってしまう。映画でも見て仲直りしようね。後ろを見ると、100人以上はいそうだ。それにしても暑い。

予定よりやや遅れて開場。非常に不快な場所から解放されたこともあり、席へと突進する。いい席が取れたが、2列前のおやじの頭が異常に飛び出している。なんなんだよ、その頭。もう少しひっこめてくれよ。前の席は女性だったが、しばらくして彼氏と席を替わった。無理も無いと思う。

さて、いよいよの「2046」なのだが、その前にウォン・カーウァイについてすこし。彼を知ったのは数年前、「恋する惑星」を見たときである。もうショックなんてもんじゃなかった。始まってから終わるまでスクリーンに釘付けだった。なんてポップな。なんて自由な。若さと都市とせつなさと不可解さが混然となって爆発している、そんなよくわからない、でも絶対もう一度見たくなる、そんな映画だった。恥ずかしげも無く言えば、ゴダール「勝手にしやがれ」を感じた。それまでに見たどのアジア映画、香港映画ともまったく違っていた。立て続けに「天使の涙」「欲望の翼」を見て、はまっていた。そして、「東邪西毒」の映像の美しさに感動した。
しかし、おやと思ったのは「ブエノスアイレス」だった。ホモセクシュアルという題材に問題があるのではなかった。なぜか2人の男達の愛憎が響いてこなかった。彼らは同じ運動を繰り返していたようにみえた。退屈な映画だった。

そしてしばらくぶりに見たのが「2046」だったのだが、結論から言うと、ダメだった。

いろいろ言いたいことはあるが、一番の問題点は前作と同様、登場人物が生き生きと迫ってこない点だった。ここでネタバレはしないが、過去と未来をつなげる必然性があったのだろうか。

思うに、彼(ウォン監督)は悩んでいるのではないだろうか。わからなくなっているのではないか。それをそのまま描いているような気がする。吹っ切れないもどかしさが終わりまで晴れないのだ。でも僕が見たいのはあの破天荒でエネルギーにあふれた人間達なんだよ。
なぜだかわからないけど、彼はもはや、そういった人を描けなくなってしまった。残念なことだ。ひょっとすると彼にとって、そういった人間像はいまやリアリティーを感じさせないのかもしれない。ウォンさん、もっと自由に、堅苦しくなく、かる~く映画撮ってくださいよぉ。頼みます。

見終わった帰り道、何か寂しくなってしまった。ウォン・カーウァイ監督の復活を望む!!
[PR]
by redhills | 2004-10-24 01:22 | 映画

●初めての客 (10月22日)

昨日携帯に電話があり、関西にいる高校時代の部活仲間が、出張で上京する、夜は接待になり帰れなくなるので泊めてくれないかと言ってきた。

引越ししたのが、あの超強力台風が関東を直撃した9日だから(どうも今回の台風のほうが被害が大きいようだが)、ちょうど2週間たっている。赤坂に住むようになり、初めての客が来る。さて、それがあいつでいいもんだろうかと思ったりする。

今までの家は不便なところにあるし狭すぎたので人を呼べなかったが、これからはどんどん人を呼ぼうと思っているので幸先が良いとは思うのだが、まだ到底客を持て成す状態ではない。食卓はあっても椅子はなく(来週届く予定)、部屋にはまだダンボールがいくつも置いてある。でもあいつもそんなこと知ってて来るんだし、我慢してもらうか。なに、あの汚い部室を毎日使っていた高校時代を思えば天国だ。

それに外の眺めは悪くない。夜風に吹かれて語り合うというのもいいもんだろう。

そうそう、まずはゆっくりと風呂に入らせてやるのが一番だろうな。
どうせ来るのは夜中だ。その後、朝までゆっくりと話せるだろう。

古い友との久方ぶりの再会と語らい。
楽しみだ。
さ、氷とつまみを買って帰るか。
[PR]
by redhills | 2004-10-22 18:33 | 日記

マイナーチェンジ

さっそくですが、ブログのタイトルをマイナーチェンジしました。
せっかくなので名前を入れようということで。

リトルの由来はもちろん、リトルマツイから。年はこちらのほうが上だけどもあちらのほうがビッグだということで、レスペクトも込めてリトルカズオにしました。

それではよろしく。
[PR]
by redhills | 2004-10-21 16:50

思い出の10・19

何か書かなくては、と思ってふと日付を見ると10月19日である。

最初からくだらない話で恐縮だが、10・19と言えばあのロッテ-近鉄のダブルヘッダーを思い出さずにいられない。画面で見てもあの川崎球場の熱気は異様だった。

当時の私は(なんと!)近鉄ファンであった。
関西出身でもないのでなんで、と誰に言っても首を捻られたが理由は簡単で、見ていて一番おもしろい野球をしていたからであるが、そう説明しても納得してくれる人は少なかったが、当の本人はわかってくれようがくれまいがまあ、どうでもよかった。

とにかく、それを一言で言えば「大味」ということになるけれども、ダイナミックで豪快な戦い振りは他のチームとはちがう空気を漂わせていた。
3回までに0対5なんてのはよくあることだったが、終わってみれば11対10で勝っている、そんなことも同じくらいよく起こっていた。とにかく、近鉄と言う球団には他にはない面白みがあった。
大石がいて、佐々木がいて、金村がいて、鈴木や村上がいて、ブライアントが西武とのダブルヘッダーで4打席連続ホームランをかっとばしたりして、楽しかった。
投げては阿波野の全盛時代であり、野茂はまだいなかった。

12球団で唯一日本一になっていない球団であり、当時でもまだ広島カープとの、というより江夏豊との対決はことあるごとに語られていた。

1988年当時監督は仰木彬であり、常勝軍団西武ライオンズとの熾烈なデッドヒートは西武が130試合を終えても順位が確定せず、ペナントは川崎球場でのロッテ-近鉄のダブルヘッダーの結果次第となった。
ゲーム差は0.5。もし近鉄が連勝すればもちろん優勝だが、それ以外の場合は、引き分けの多い西武が勝率で上回る。近鉄は2連勝しかなかった。

第1試合、リードされる苦しい展開だったが、終盤に追いつく。そして逆転してまずは1勝。阿波野が急遽リリーフして9階裏のピンチを防ぐ。
第2試合もリードされたが逆転した。しかし高沢のホームランで追いつかれてしまう。
そして9回裏のロッテの攻撃のとき、有藤監督が判定に抗議、試合が中断してしまう。当時は時間制限があってあと数分中断が長引いていたらそのまま延長戦には入らなかったはずだった。しかし、何とか10回の攻防に入った。

引き分けでも優勝できない近鉄はこの表の攻撃で点を取るしかなかったのだが、できなかった。
この瞬間、西武の優勝が決まったわけだが、試合はまだ終わっていなかった。
10回裏のロッテの攻撃。優勝できないのがわかっていながら守備につく近鉄ナイン。川崎球場を埋めた近鉄ファンはその姿に心打たれた。それは誇り高き敗者、レスペクタブル・ルーザーであった。

自分はあの時川崎球場にはいなかった。なぜだったかは覚えていない。しかし、何とかテレ朝の中継は見た。いつもの豪快な野球ではなかったが、ドラマティックな筋書きは今まで見た中で最高だった。負けたのに興奮が冷めなかった。


その近鉄が消滅する。自分もしばらく前から近鉄ファンとはいえなくなっている。

はからずも、今年の日本シリーズはあの年と同じ、中日対西武の顔合わせだ。
[PR]
by redhills | 2004-10-19 20:21 | 野球



赤坂日記・・・赤坂在住の"Akasakan" リトルが、東京のへそで日々の思いを綴る。
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
フォロー中のブログ
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧