"the Akasakan diary"    ~リトル君の赤坂日記

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●復讐3部作

 さて、もう一方の「オールド・ボーイ」である。

 前から観たいと思っていた。何しろカンヌでタランティーのが狂喜してグランプリあげちゃった作品だからいつか新文芸坐でやるだろうと待っていた。

 この作品はパク・チャヌク監督の復讐3部作の2作目に当たる。パク監督は「JSA」で有名だが僕は見ていないので何ともいえない。ところがちょうどタイミングがいいことに先月渋谷で復讐3部作の1作目である「復讐者に憐れみを」をやるというので、それっとばかりに観にいった。「オールド・ボーイ」の前に観ておきたかったし、韓国女優の中でムン・ソリと並ぶ僕のイチ押しであるペ・ドゥナと、「殺人の追憶」のソン・ガンホの共演というのは十分にソソられた。というわけで、ここで一挙2作品について感想を書いてみよう(ちなみに第3作「親切なグムジャさん」は、あの「韓国の吉永小百合」(と僕が勝手に言っている)「チャングムの誓い」のイ・ヨンエ主演で近々公開予定)。

 結論から言うと、僕はこの監督を余り評価しない。過大評価されていると思う。とても良いところももちろんあるのだが、復讐劇というものの作り方に重大な間違いがあるように思えてならない。盛り上げるためだけに作ったシーンが鼻につく。どぎつい色の釣り針で観客の感情を強引に釣りあげようという意図が丸見えなのだ。

 「復讐者に~」では、殺された我が子の司法解剖の現場になぜ父親が立ち会わなければならないのか、まったく理解できない。父親の復讐心を掻き立てさせたいのだろうが、普通そんなもの立ち会うわけないだろう。不自然すぎる。その他にも棺おけが焼かれるシーンなど、目新しさを感じさせたいのだろうが何の面白さも無い。大体にして表現が下品だ。ま、韓国映画の特徴の1つはこの表現のどぎつさ、下品さでもあるのだが(いつも韓国映画を見るたびに隣国でどうしてこうも感覚が違うのだろうかという思いに駆られる)。また、真上から撮るのがこの監督のトレードマークのようだが、これもあまりよくわからない。構図の美しさは感じるが。ドゥナちゃんは良くも悪くもいつものドゥナちゃんだし、ガンホさんも鋭い眼光が良かったんだけどもね。何か監督の取り上げたい復讐心という情念がガソリンぶっかけられて景気よく燃え上がってるみたいで、そこに燃え盛っている炎に本当の熱さが感じられない。共感できなかった。

 「オールド・ボーイ」は復讐劇であるばかりでなくサスペンスでもあるのだが、パク監督はここでも復讐劇の作り込みに失敗している。通常サスペンスはもちろんトリックが一番大切なのだが、この作品の場合、そこに復讐という、尋常ならざる感情的かつ超法規的な行動を絡ませるのだから、何より大切なのは状況よりも復讐者の描写だろう。なぜそこまでやるのか、やらざるを得なかったのか、その復讐劇が凄惨であればあるほど、そこに十分な説得感が無ければ観る者は感情移入できない。ところがこの映画はそれが全く足りない。それでも楽しい、面白い、と感じる人は、僕には残酷描写が見たいだけの単なるサディスト(またはマゾヒスト)もしくは、二転三転するのがわかっているストーリーを、こじつけでも良いからいつひっくり返されるのかと楽しむために映画を観ているサスペンスオタクのようにしか思えない。

 問題は主人公よりも敵役にある。なぜ主人公は15年も監禁されたのかについての説明はあるが、まったく悪意の無い彼をそこまで憎み続ける敵役は単なる異常者にしか見えない。映画で一番楽なストーリーは、とんでもない人がとんでもないことを仕出かすというものだ。そんなことするわけないと言われても、いえこの人はそんな人なんです、と言ってしまう。それを避ける方法はただ1つ、その人がどういう人間であるかをきちんと示し納得させるしかない。でもこの映画は、彼がどういう人間かさっぱりわからない、不幸な過去によって抱え込んでいる悲しみはわかるものの、なぜそれが主人公への憎しみの一点に凝縮するのか説明不足。ただただ不気味な感じで(それがサスペンスタッチに貢献しているのは事実だが)、しかも何故かチョー大金持ちらしいのが笑える(そもそもそんなにビジネスで大成功してるなら忙しくて復讐なんてしてる暇ないだろ)。もちろん最初からコメディーで撮るなら全然良いのだが、大真面目な人間ドラマにしているので、粗い作りがキズとなって目立つ(ちなみに全く関係ないが、岡本喜八監督のサスペンスコメディーは素晴らしい! 特に「殺人狂時代」は傑作だ)。

 こういう映画(原作は日本のマンガだが)では、人物描写などは二の次で、まず、ある日何の理由も知らされないまま拉致され15年も監禁されたらどうなるだろうかという状況設定が先にあるので合理的な説明などは後回しになりがちだ。それを納得させるのがストーリーテリングの妙なのだが、そこに失敗している。だから復讐劇として画竜点睛を欠いている印象を拭えないのだ。

 サスペンスの肝であるトリックについても不満だ。まず催眠術を都合良く使い過ぎ。あれだったら何だって出来る。それはそれで楽しんじゃえばいいのかも、とは思うけど、それを明るく楽しんじゃえ、というような作りにしてないのでどうしても引っかかる。あと、やや難癖に近いが、ヒロインと主人公との関係にしても、途中で反対の情報を与えておいてひっくり返すというのは鼻白む。気付くでしょ、いくら何だって。あ、ひょっとしてそれも催眠術?

 と、散々けなした上で言うのも何ですが、いいところもあります。画に力があるというのは間違いない。題材のエグさに負けない腕力の強さでグイグイ引っ張る。構図は見るべきものがあるし、音楽も良い。肝心のバイオレンス描写もけっこうイケてて、特にハイライトの長回しのシーンは楽しめる。こういったバイオレンスシーンがタランティーノのツボにハマッタんだろうな、やっぱり。ただし、イタさでは「殺し屋1」(三池崇監督)に負けてる。

 最後に俳優について。主演のチェ・ミンシクは素晴らしいと思う。僕は「シュリ」の北朝鮮特殊工作員役しか見てなかった。彼とソン・ガンホ、ソル・ギョングが韓国の3大俳優だそうだがそれも納得。理不尽な運命を生きる男を熱演している。それにしても韓国人俳優って極端で思い切りのいい演技をするなぁ。日本にもあんな演技の出来る俳優がいればな・・・。やはりジャ○ーズがガンだな。
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by redhills | 2005-05-31 14:24 | 映画

●新文芸坐で過去の上映作を調べる

 今日(4月17日)は新文芸坐で「誰にでも秘密がある」と「オールド・ボーイ」の韓国映画2本立て。「誰にでも~」はあのイ・ビョンホン主演作。キラースマイル見たさのオバサマが沢山押しかけることが予想されるので少し早めに家を出る。行ってみると予想通りいつもよりも列が長い。普段は絶対いないはずのオバサマ方が集団で楽しそうにおしゃべりに興じつつ開場を待っている。珍しい風景だ。

 さて「オールド・ボーイ」は次に譲るとして、「誰にでも秘密がある」は駄作だった。何度も過去に戻って別の視点で見せるのはいいが、あの長女(人妻)は妹の結婚式の朝に新郎を訪ねて何やってんだ? 変質者だね、ありゃ。それにあのラストは何だ! いちばんやっちゃいけないケツのまくり方をまあ、いけしゃあしゃあと・・・。この映画の監督と脚本家には羞恥心というものがないのかね。スカスカで見る価値のない映画だったな。まあ、ビョン様を見て夢見心地になる自信のある方にのみお薦めですな。

 ということで、「オールド・ボーイ」が終わった後、かねてからやろうと思っていたことに着手した。今作っている映画リスト(こちらを参照)で抜け落ちている過去に見た映画を発掘するのだ。新文芸坐のおねえさんに頼んで、新文芸坐がリニューアルオープンして以後の上映プログラムを見せてもらう。2000年の12月からだから約4年半。これをじっくりと見ていく。そして、「これは観たな」という可能性があるものをノートにすべて書き留めていく。上映中の静けさの中、丸3時間ほど売店前のスペースの一角を占領して黙々と作業を進める。途中、何組かのお客がぽつりぽつりと来る。中には馴染みの客らしい人もいて、古株のスタッフと昨日のオールナイト上映やらこれからやる特集上映やらについて話していたりする。やがてビョン様映画が終わりオバサマ方がドッと出てきて場内が大騒ぎとなるが作業を続ける。オールド・ボーイの上映が始まり再び受付け付近は静まり返る。やっとすべてを見終ってお礼を言って資料を返す。

 家に帰り、さっそく記憶をたどりながら抜けていた映画をリストに追加していく。以前から「確かに観たはずだ」と思っていた作品が多数加わる。そうしていると、今度はビデオやDVDで観た映画についてもイモづる式にドンドン思い出してきて、すぐに400本を超えた。自分の感覚に数字が近付いていくのに満足感がある(ちなみに5月28日現在では557本)。たどっている中で、どんな内容だったか忘れていた映画の数々が蘇ってきて、楽しい作業だった。
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by redhills | 2005-05-29 01:20 | 日記

●苦い思い

 久しぶりにYさんと飲んだ。いつもの恵比寿駅近くの小料理屋だった。変わらない穏やかな口調で「○○ちゃんさ、久しぶりに今度飲まない?」と突然の電話があったのは先週のことだった。何か改まった感じがした。
 その小料理屋はカウンター席とテーブル席があるがYさんとはカウンターでしか飲んだことは無い。でもそれがYさんの好みでそうなのかどうかは聞いたことは無い。約束の時間に行くとやっぱりYさんはもう来ていていつものようにカウンターでにこやかに迎えてくれた。時間に遅れてきたことが無い。そういう人だ。瓶ビールを1本頼みグラスにつぐ。さりげなく話が始まる。いつもと変わらない。そう思っていたとき、Yさんが「○○ちゃんさ、俺さ、ちょっといろいろあってさ。今こんなことしてんだよ」と1枚の名刺を出した。そこにはJ党の文字が入っていた。そこのお手伝いをしているのだという。やや面食らっている僕の顔を覗き込みながら笑みを絶やさずにYさんは訳を話してくれた。もちろんYさんに、僕に説明をする義務など無いのだからきっとYさんは僕に話しておきたかったんだろう。金や地位で動く人ではない。義理と人情で生きている人だから深い事情があるに違いない。だから冗談めかしてその名刺を投げ捨てるジェスチャーをして笑っただけで、僕は何も言わなかった。
 Yさんは僕がこの世界に入ったときからお世話になった大先輩だ。いろいろなことを教わった。筋を通す人なのだ。だから何も言わなかった。
 いや、自分に何が言えるのか。今の自分に何が言えるのか。そういう思いも間違いなく僕の中にあった。言いたいこと、言うべきことを飲み込むようなことが増えてきた。そう思った。
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by redhills | 2005-05-27 15:55 | 日記

●初日

 4月12日。いよいよシナリオ講座開講日。少し早めに着くように事務所を出る。赤坂のシナリオ会館へ。今日は3階まで螺旋階段で上る。目の前のドアを開けると椅子が並ぶ細長い部屋。前の方は横幅が広くなっている。窓際にホワイトボードがあり、その前にテーブルが1つと椅子が3つ、マイクが2つあった。適当に座って授業が始まるのを待つ。やがてどやどやと沢山人が入ってきた。そのうちの1人は面接の時のお兄さんで、もう1人は安井先生。年配の偉そうな人たちが前の席に着くとお兄さんから簡単なあいさつがありいよいよ開講となった。まずはシナリオ作家協会の偉い方がお話。今日本映画に復活の兆しがありみなさんはいい時に門を叩かれたと、まずは励ましのお言葉。シナリオを書けるようになるにはとにかく映画を沢山観なさいと、これまた直球ど真ん中のアドバイス。

 お偉いさん方が去り、3人の先生が残った。安井先生がマイクを取り話す。今日は初日ということで3人の講師の先生方のフリートークということであった。そこでまずは先生方が簡単に自己紹介。まず向かって右に座っていた薄いブルーの入ったグラスをかけているトッポイ感じの先生から。えっと、井上先生か。なんか語り口が熱い。やや前のめりに自分のシナリオの師匠の話とかする。青年て感じ。続いて真ん中の女の人。小川先生。かわいらしい美人。でも見かけと違って助監督とかやってからシナリオを書き始めたという現場叩き上げの人らしい。最後が安井先生。やや甲高い声でつるつると流れるように話す。司会進行も兼ねていてしゃべりが上手い。一見してみなさん、お若い。30代から40代かな。つまり働き盛り、現役真っ只中。いかにも現場の話が聞けそうだ。

 ひと通り先生の自己紹介が終わると今度は受講生が1人づつ自己紹介をしていくことに。ざっと見て男女半々くらいだろうか。夜間の講義なので働きながらの人が大半のようだが年齢層は若い。20代半ばが一番多そう。でもスーツにネクタイなのは先生を含めても自分1人なのは、ちょっと浮いてる?

 やっぱりシナリオ作家志望ということでなかなかバラエティーに富んでいる。デザイン関係だとか、詩を書いたりバンドやってるとか、自主映画を何本撮ったとか、何か雰囲気持ってるなってカンジ。やがて自分の番になったので名前とシナリオ講座になぜ来たのか、そして好きなシナリオ作家(橋本忍、ジャック・プレヴェール、野田高悟)を挙げた。全部で20人以上いるので結構これだけで時間を取る。

 その後は3人がいろいろと思いつくままに話しをしてゆく。好きな映画だとかドラマだとか、マンガだとか。安井先生は山田太一や倉本聡のファンらしい。おかしなことを言った後で急に真顔になって、今のテレビドラマの真似などしないでもっと上を目指してほしいとおっしゃる。あまりテレビのことはわからないが、志は大切だな、と思う。

 簡単な質疑応答が終わると今日の講義はお開きとなったが、先生方の提案で希望者がいればこの後飲みに行きましょうということになる。当然参加することにする。ゾロゾロと赤坂駅方面に歩いてまず「魚民」に行くが席が無く、向かいの「やるき茶屋」へ。ここはシナリオ講座でよく使っているらしい。奥の部屋で20人弱がギュウギュウ詰めに座る。プロの脚本家と話したことなどないのでやや緊張するが、お酒も入ってちょー盛り上がった。結局、講義よりも飲み会の方が100倍面白かったわけだが、ともかくシナリオライターという人種にはおかしな人が沢山いるらしいことはよくわかった。年が近くて話しやすい先生方なのでどんどん質問も出来そうだし、何も分からないがやるしかない。まずは楽しくシナリオ修行はスタートした。
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by redhills | 2005-05-27 13:19 | 日記

●E君の恐怖体験

 春といえば花見だったのはもう昔。いま、春といえば花粉症らしい。幸い自分は花粉症とは今まで縁が無く、目を腫らし洟をすすりクシャミを連発する苦しみは頭で想像するしかない(ちなみにクシャミだけは埃アレルギーなのでわかる)。春が来るのが憂鬱だとは何と可哀想なことだろうかと同情の念でいっぱいになる。

 さて、事務所の同僚のE君がひどい花粉症である。今年は去年より何十倍も花粉が多いそうで、史上最悪の花粉量なんですよと浮かない顔である。こちらは深刻そうな表情を作って「そうなんだ」とうなずくしかない。彼も手をこまねいているわけではなくいろいろな薬を飲んでみてはいるのだがあまり効き目が長続きしないらしい。かわいそうに、夜寝ていると鼻が詰まるために無意識のうちに口で呼吸をせざるをえなくなるらしく、そのためにカラカラに喉が乾燥して風邪気味になってしまいおまけに眠りが浅く不眠症気味らしい。

 そんな彼が今朝、おそろしい体験をした。例によってなかなか眠れずに朝方やっとまどろんだのだが、息苦しくなって目が覚めた。鼻が詰まったのか。そうではなかった。何と、無意識に枕元にあったポテトチップを横になった状態で食べていたというのだ。そりゃ乾いた喉に寝た状態でポテトチップ食べたら詰まるわな。ちょっと前にブッシュ大統領がテレビ見ながらプレッツェル食べていて喉を詰まらせ救急車を呼ぶ騒ぎになったことがあったが、E君もひとつ間違えばポテトチップが喉に詰まって呼吸困難で死んでいたかもしれない。

 花粉症、おそるべしである。
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by redhills | 2005-05-26 13:04 | 日記

●面接 (3月24日)

 実は今日は秘かに朝から緊張していた。6時過ぎに仕事が片付くと急いで事務所を出る。いちおう、7時までに行けば良いので大丈夫なのだが、大分待たされるかもしれないので早く行くに越したことはない。

 赤坂へ。ま、いつもの通勤路だから迷いようもない。赤坂通りに面した黄色いビル。エレベーターで8階まで昇る。さ、着いた。ドアは開いている。少し呼吸を整えてから「すみません」と言って入る。

 今日は大切な面接の日なんである。で、何の面接かというと、シナリオ作家協会が主催しているシナリオ講座というのがあって、その基礎科の面接なんである。

 映画のシナリオを書く、というのが今年の大目標であることはすでに公言しているわけだが、今までこれといったことをしてきたわけではない。映画を観たくらいのものだ。だから、この「シナリオ講座」に通うことで本当の第1歩を踏み出すことになる、そんな大事な面接だった。

 きっかけはごく自然な成り行きだった。去年から「シナリオ書いてみたいな」と思っていたところ、引っ越して数日経ったある日の帰り道。赤坂通りを歩いているとペン先を模した鳥の絵の黄色い小さな看板の下に「シナリオ講座」という文字。朝は目立たないが、夜になると明かりがついて赤坂駅方面から歩いてくると良く目に付く。あれっと思って翌朝行きがけに向い側から見上げると、大きな「シナリオ講座」という青い看板。おやおや、こりゃ何とまぁ都合のいいことじゃないかと、何となく川を流れてきた大きな桃を見つけたおばあさんのような気持ちになったのだが、怠け者のためにしばらく放っておいた。あるとき思い出してネットで検索して概要を調べた。ふんふん、新藤兼人が学長か。入門科と基礎科、研修科、ええーっと基礎科は半年、週2回か…。

 他にもシナリオを教える所はあっただろうが、自分としては何より通いやすいという理由でハナから決めていた。しかしあいにく基礎科は10月から始まっており、4月まで待たなければならない。だが仕事との兼ね合いから言えば、4~9月の方がずっと時間が作れそうで実は願ったりだった。

 ドアをくぐって部屋に入ると、左手にカウンターがありいくつか机が並んでいる。基礎科の面接に来た旨を告げるとヒョロッとした感じのお兄さんが申し込み用紙の名前を確認してから右手の奥の方へと案内してくれる。テーブルがあって椅子が6つほどある。「面接会場の準備しますんでここに座って少し待っててください」と言われる。

 時間の余裕が出来てほっとして椅子にかける。すでに1人先客がいた。やや小太りの男性でメガネをかけ、何やら一生懸命に本を読んでいる。緊張を読書でまぎらわしているのか。その様子を見ているとこちらも少し緊張してくる。面接ってどんなこと聞かれるんだろうか。プロのシナリオ作家ってどんな人たちなんだろうか。あれこれ考えていると、お兄さんが戻ってきた。先客に何か聞いている。面接どこでしますか、とか言っている。会場が変更になったのかな、などと思っていると、「じゃぁ、ここでいいんじゃない」などと話していた先客さんがこちらに向かっていきなり聞いてきた。「どうします? ここで面接やっちゃいますか。移動するのめんどくさいし」

 あれ? この人やけになれなれしいな。別にここで面接やってもいいけどさ、あんたが決めるの、それ、と思ったのは一瞬で、続けて先客さん、「あ、ごめんなさいね。僕がこの講座の講師の安井です」と言って頭を下げた。「あ…ど、どうも。は、はじめまして」…!!突然の面接モードである! 不意打ちを食らってややアタフタする。なるほど、そうか、そういうことだったのか、と思ったがもうどうしようもない。にこりと笑って「面接、ここで結構ですよ」と答えた。

 実際のところ、安井先生はとても気さくで話しやすく面接はいつ始まっていつ終わったかというような和やかな雰囲気の中で10分程で終わってしまった。言われたことは1つだけ。受講生の中でプロになれるのはほんの一握りであり、この講座を受けたからと言って、プロになれるという確約が得られるものでは決してない、ということだった。程なくお兄さんがやってきて一通の封筒を渡される。封はされていない。中を見てくださいと言われてみると、新藤兼人学長名の合格通知だった。はや! と思ったものの、有難く受領する。

 こうして、やや意外な展開を示したものの、面接は無事に終了した。開講日は4月12日だ。どんな講義があるんだろう。どんな人たちが集まるんだろう。グッとテンションが高まってきた。
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by redhills | 2005-05-24 18:05 | 日記

●「デビルマン」体験記(完)-恐ろしい結末-

 ここで場面は逃げるミーコ&ススムになって、追い詰められたミーコが突如大変身! 何故か日本刀を持って「悪魔はお前たちだ!」と不動のセリフまでブン捕って大立ち回りを演じる。でさ、これがサマになってるんだよね。特捜隊どもをバンバン切り捨てる。おまけにいつの間にかマシンガンまで持っててガンガン撃ちまくる。唯一観ててスカッとした場面だった(もちろん、何でキルビル?という疑問はもう、あえて問わない)。カッコいいよ、ミーコちゃん!

 ボブニュース。世界大戦が始まりました。ボブ、言い終わるとデーモンに変身! でもあんまり変わらない!?

 不動が牧村家に戻ってきて一家が惨殺されているのを知る。「美樹ちゃん・・・ぅふうわぁ・・・はああああ」それからへあーへあーへあーと3回叫ぶ不動。新しい感情表現だ。

 それから不動は全壊した町の中でなぜか無傷で残っている教会へ行く。その祭壇に美樹の○○を供えて一言、「美樹ちゃん、着いたよ」 どうも結婚式をしたいらしいのだが。そこへ飛鳥が登場。「人間は守る価値があったか?」と問う飛鳥に対して不動の驚愕のセリフが炸裂!! 「おまえは最初からサタンだったんだな。おまえは俺をだましていたんだな」・・・あの、もしもし? 不動さん? あなたがデビルマンになっちゃった時覚えてます? 飛鳥さんは自ら、俺もデーモンに合体されたんだって言ってたでしょ。それに変身までしてくれて「ハッピーバースデー、デビルマン」ってお祝いしてくれたでしょ。おまけに途中で何度も俺はサタンだって言ってるし。 ってか、那須&カミサン、モースゲーナ。あれ? またほめちゃったよ! もうどうしよっかな、おいら。

 それから、えっと、デビルマンとサタンがバトルをするわけ。CGですね。急にニューヨークとか出てきて、いきなりハルマゲドンに。どうでもいい感じ。二人の最後はマンガの通りで、もちろん出来は最悪なので何も言うことはない。いちおう、映画のラストシーンはミーコ&ススムで締めたので、いくらかのメッセージは伝わる。たくましく生きていこうってか? エンディングテーマが流れ出す。


 ―――終わった。2時間の地獄のツアーが終わった。声も無くぐったりとする。やがてエンディングテーマが終わり場内が明るくなる。3人ともうつむき加減で席を立ちトイレへ。鏡に映る顔がこわばっている。外に出るとまだ明るい。よたよたと歩きながら新宿駅へと向かう。どこで食事をしようかとしばらくうろうろしてから、小田急百貨店の上のイタ飯屋に落ち着く。まだ5時過ぎなのだが、疲労困憊である。お互いにポツリポツリと感想を言い合うのだが、何と言うか、毒にあたったような感じであまり話しがはずまない。身内とはいえ、こんなイベントに巻き込んだのはやはり申し訳ない気持ちがしきりである。

 幸い、パスタやピザ、ビールがおいしく、みな少しずつ表情が明るくなる。やっぱりおいしいものを食べるっていいね。元気が出るよ。うん、いやなことも忘れられるし。

 8時頃に2人と別れて帰宅。何ともいえない気持ちになる。達成感、失望感、楽しんじゃったよ、という満足感と罪悪感、緊張から解放された脱力感。いろんなものが混じる。

 さて、映画にはよく最後に後日譚というものが入る。登場人物のその後を描いたものだ。私もそれに倣い、この偉大なる映画もどきである「デビルマン」への敬意と、また、その体験者の1人としての誇りを持って、主要人物についての情報をいくつか紹介しようと思う。

 シレーヌ役の富永愛。確か結婚、妊娠、出産だっけ。いろいろ。1つ言っておきたいことは、あのシレーヌのショボイコスプレについて。本当はスタッフも原作に近いものにしたかった。しかし、富永自身が胸出しデザインを頑として受け容れなかったのだという。CGで処理するといってもダメだったそうだ。アホめ。

 続いて主役のダブルキャストだった双子の伊崎兄弟。自らの演技について、「生き生きとした表情になってると思いますよ」「(自分の演技の点を聞かれて)すごく頑張ったということで、まあ軽く1000点は超えてますね」そして、1年間のトレーニングについて「ジェット・リーを超えるためにトレーニングした」とのたまった。最早付ける薬もない。頼むから消えてくれ。

 そして最後に。映画「デビルマン」に執念を燃やし、「ビーバップシリーズ」で恩のある東映を垂らしこんで10億円をもぎとり映像化した張本人である那須監督。もうあんたは映画つくらんでいいよ! そう思ったら・・・死にました。享年53歳。死因は肝臓ガン。

 うわ! こわ!! 映画「デビルマン」は監督の評価ならず、その命までも奪ってしまったのか!? これこそが映画「デビルマン」の恐怖の結末であった
(完)
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by redhills | 2005-05-23 19:33 | 映画

●「デビルマン」体験記(3)-冴えわたる台本と演出-

 さて「デーモン特捜隊」登場なんですが、これマジヤバイ。ヤバスギル。白づくめの車に白づくめの男たち。あれ? これってスカラー波の人たち? って笑えるのもわずかの間。問題は車にデカデカと書かれたマーク。ユダヤの象徴であるダビデの六芒星の真ん中に何と十字架が!!

 うわー、こんなマークよく使ったな。シラネーよ、おらシラネーよ、誰に何言われてもシラネーよ。しかも奴ら、デーモンが出た家にそのマークをベタベタ貼っていく。・・・おい、那須&カミサンよ、もうちっと歴史をお勉強した方がいいぜ(ちなみに那須は東大経済学部卒)。こんなシーン、ヨーロッパじゃ絶対上映できないだろ。ちょっと前にあった映画で「戦場のピアニスト」ってあったろ。カンヌ映画祭でパルムドールとった映画。そん中に似たようなシーンがあったろ。え? 観てなかった? じゃぁ、すぐ観ろ。でももう手遅れだがな。

 デーモンマークで一杯のミーコの家。案の定、絵に描いたようなボロ家だ。ミーコは貧しい育ちなのでした。ミーコの家に不動と美樹がやってきたところに、車が一台やってくる。ほんとはどうでもいいシーンなんだが「小林幸子」が登場するので書いておく。いや、中身は無い。登場したので、みなさんにご報告。
 続いて何故か教会へ向かう二人。ここで牧師役の永井豪先生登場!(もちろんご報告)。二人は教会で結婚だの子供だのしゃべってるが、小学生のたわ言にしか聞こえないので省略。

 シーンは変わって、デーモン特捜隊がデーモンのアジトを急襲する場面。しかしマスコミにはばれていて実況中継なんかしてる。なぜか飛鳥は不動を連れてその様子をうかがっている。ある建物を包囲する特捜隊。と、真ん中のドアから人が1人ずつ出てくる。どう見ても人にしか見えないんだが、たちまちのうちに蜂の巣になって倒れていく。??こんな無抵抗な人たちを虐殺していいの? それにこの人たちほんとにデーモンなの? デーモンなら何で変身して戦わないの? いや、そもそも何で表玄関から1人ずつ「こんちわ~」って出てくんの? ここでカメオ出演5人目、KONISHIKI登場! やっぱり正面玄関から登場。そんで撃たれながら「デーモンバンザイ」と2回叫び両手を挙げて倒れました。おつかれ~。

 その後、不動の声で世界で戦争が起こったとナレーション。お~、そりゃぁ大変だ。なのに人類を守るはずのデビルマンこと不動は美樹の父と仲良く稲刈りなんかしてる。ここでまたもや衝撃が!! 美樹父、不動の腕に奇妙なウロコのようなものを発見。もしやデーモン!? その瞬間、不動、空を見上げ「ほわ~~~~ん」と「鳴いた」!? 美樹父、立ち上がり、「俺は変わらんよ」 不動「おとうさん」 美樹父、だまってうなずく。

 ほわ~~~~ん? 俺は変わらんよ?? おとうさん???

 もはやこれは、演出である効果を出そうとしているとしか思えない。つまり爆笑効果だ。那須&カミサンよ、さすがだよ。俺、そこまでわからんかったよ。つまり、これは壮大なギャグなんだな? 10億円かけて、日本マンガ史上に残る名作を使って観ている俺たちを笑わそうとしてるんだよな? そうだよな? 恋人の父親(しかも同居しているくらい仲が良い)に自分が人間ではないということがバレテしまった! どうしよう!? そのときどうするか? そう、ほわ~~~~んと空に向かって唸るのだ! いやぁ、新解釈だよ。そして娘の恋人の驚愕の事実を知ってしまった父親が、俺は変わらんよって・・・いーのかよ! 変わらなくて! 娘がバケモンと付き合ってんだぞ! 少なくとも悩めよ!! そんでもって、その娘の恋人のバケモンがいきなり「おとうさん」だと!! いいのか、おとうさんで? こいつはお前の息子なのか? 黙ってうなずいちゃっていいのか? すばらしい、素晴らし過ぎる台本&演出だ。もう何も言うことはない。

 またまたショッピングモールで銃撃戦。そしてお約束のボブニュース。世界から日本へミサイルが打ち込まれたそうだ。そんな時に不動は家に帰って美樹といちゃつく。ミサイルが飛び交う中ラブラブな二人。いい根性だ。

 ミーコとススムが逃げ出してなぜか牧村家に身を寄せることに。さっそくおままごと開始。その中で必死にまともな演技をしているミーコとススムが空しい。でもどうでもいいので略。翌日、特捜隊が嗅ぎ付けてきて、土砂降りの中2人は逃げ出す。残った牧村家の3人と不動は拘束され庭で尋問を受ける。あれ? 雨やんでらぁ。ヘンなの。ま、いっか。えっと、どこまで行ったっけ? あ、その後ね、不動が1人だけデーモンだということで捕まって連れてかれちゃうんですね。美樹との涙の別れらしい場面があったな、ウン。

 その夜。牧村家に暴徒の群れが。あ、もうそこですか。いよいよですね。迫る暴徒を前に、牧村夫妻、美樹を2階へ行かせた後、最後の会話を交わす。これから殺されるかもしれない夫婦が戦いを前に何を語るのか、興味深いシチュエーションです。心して読んでください。

 妻 「1つだけ聞かせて。あなた、浮気したことある?
 夫 「無いよ、ずっとお前一筋だったよ
 妻 「ウソでも嬉しい

 これが那須&カミサンの考えた夫婦の最後の会話である。すごいよ、もうあんたらにはお手上げだよ。ま、その後あっさり二人ともやられちゃうんだけどね。宇崎&阿木夫妻、お疲れさんでした。たくさん笑わせてもらいました。
(続く)
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by redhills | 2005-05-23 17:54 | 映画

●「デビルマン」体験記(2)-シレーヌ・ジンメン登場-

 ―――やはりどれだけ笑えるかという気持ちで臨むべきなのか。デビルマン誕生シーンの衝撃の中、ぼんやりと考えていた。

 怒りや絶望に打ちのめされている私の心のどこかで、抑えがたいもう一人の自分が息つく間もなく展開されるトンデモセリフ&演出&演技に嬉々としてツッコミを入れていることは隠せないことであった。怒りと笑いが同時に存在しせめぎあっていた。まるで私の中の天使と悪魔が左右の耳元で同時に囁いているかのようであり、私は今にも2つに張り裂けてしまいそうであった。今にして思えば、これこそが映画「デビルマン」の意図するところだったのではないかとすら思える。見るものを、悲しみと喜び、怒りと笑いとでアンビバレントな心理状態へと追い込む。そしてそれこそが神と悪魔というデビルマンのテーマを観る者に体験させるためにうってつけだと、ひょっとすると那須監督&カミサンは考えたのか・・・。いやいや、そんなことはあるまい。まさかそんな。あり得ない。

 しかし、しかしだ。スクリーンを見ながら必死に私は考えた。このままでは私は映画公開日に出た犠牲者たちと同じ運命をたどってしまう。私はこの映画について多くのことを知った上であえて危険を承知の上で観に来たのではなかったか。であるならば、やはり私はこの映画から怒りや笑いをきっちりといただくべきじゃないのか。

 もちろん、こういったことは少しずつ頭の中でまとまっていったことであり、スパッと切り替えられたわけではない。しかし大体こんな感じで、崩れかかった私は持ち直した。

 映画へと戻ろう。再び牧村家のおままごと&学園ドラマ(略)。そして、いよいよ来ました、シレーヌ登場です! 富永愛、どんなシレーヌを見せてくれるのかな? と思ったら、何かショボイ!! レオタードに羽毛で胸とか隠して背中に羽根つけた、みたいな。おまけにカツラの下から黒い髪が出ちゃってます。またまた学芸会!? 演技はもう期待してません。なんせ撮影日数たったの2日ですから! やがて両者CGとなりバトル。このCG、なかなかなのだが(特にデビルマンは)、声が同じなんでやっぱりダメダメ。セリフ棒読みで、うおおおっ、とか叫んでもCGと全くミスマッチ。プロの声優使えよ!! って言ってもそんなことわかってりゃこんな映画作らんわな、そもそも。

 不動と飛鳥が店で話している。ここでまた原作ファンの神経を逆なでする会話が。飛鳥によると、デーモンは弱い存在なので相手と合体するのだそうだ。おいおい、違うだろ。デーモンは究極の弱肉強食の世界に生きる凶暴そのものの生命体で、その結果、相手の能力を奪い取るために合体する超能力を身につけたんだろ! 正反対じゃんか!
 そして不動もこんなたわごとを。おれ、美樹を守るためにデビルマンになったんだ。エエエエェェェェ!! ウソだろ!! お前、デビルマンになる気なんてぜんぜんなかったじゃん! いきなり金色の精子に食いつかれてとたんにデビルマンになったじゃん! しかも自分がデビルマンだってわかってなかったじゃん!!(「おれ、デーモンになっちゃったよ」参照)。それに美樹はまだ襲われてすらいないし。この大ウソツキめ、地獄に落ちろーーっ!!

 ショッピングモール。街灯が突然テレビになる。あれ、ニュース読んでるのボブ・サップだ。CNN風番組で英語でニュース読んでる。字幕も無いのにフンフンと聞き入っている買い物客たち。そこへおかしなおっさん登場。よく見るとパンクラスの船木だ。「食いてぇ、食いてぇ」とかうわ言のように言うと、ホンとに食っちゃう。ただし食ったのは生きたカメ。こりゃ驚くわな、みんな。おいしいですか、船木さん。

 もちろん、予想はつくわけです。デーモンの合体の話からカメを食っちゃうおっさん。そう、ジンメン登場ですね。シレーヌの次はジンメン。わかりやすいです。不動、仲良しになった友達の叫び声を聞いて海に飛び込んで探す。しかし見つからない。森の中でジンメンと対決します。あっさりやられるジンメンですが、往生際の悪いことにまたまた我々を傷つける一言が!「おまえ、デーモンのくせにデーモンを殺しやがって、デーモン同士は殺しあわねぇはずじゃねぇかぁぁ」・・・あのね、デーモンは殺しあって進化してきたの! 暴力と殺戮の権化なの! だから人類の記憶の中に「悪魔」としてインプットされたの!! 平和主義のデーモンなんて、ク○ープを入れないコーヒーみたいだ(古い)!!

 再び学園ドラマ。こんどはミーコの登場だ(詳細は略)。続いてススム君も登場。ミーコ&ススムでエピソードを作るらしい。これはこれでいいと思うが実はこれが予想外の大問題を引き起こす。ミーコ&ススムの演技が上手いのだ(正確にはマトモなのだ)。だから逆に浮いてしまってすんごく妙。ちょいと君たち、こんなところで何やってんの?って感じになっちゃうのだ。

 再びボブ・サップニュース。相変わらず英語でまくし立てるボブ。どうもこの映画では彼が語り部の役目のようだ。っていうか、ボブのしゃべりだけでドンドン話が進んでいく。アメリカにデーモンが襲来したらしい。と、不動と飛鳥の住む町でもデーモンが暴れだす。とっとと片付けるデビルマン。再びボブニュース。日本ではデーモン狩りが始まったらしい。ふふ、そーなんだ。何か唐突だなぁ。デーモンなんて名乗ってもいないのにね。とにかく、デーモン特捜隊のお話に行くらしい。こりゃ原作読んでない人は余りの話の無茶苦茶さに完全に置いてけぼりをくらうだろうな。ま、いいけどね。もうそんなことどうでもいいや、はは。
(続く)
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by redhills | 2005-05-23 13:14 | 映画

●またダルデンヌ兄弟か!

 ちょっとここで速報が入ったもので。

 カンヌのパルムドールが発表されました。ベルギーのダルデンヌ兄弟の「ザ・チャイルド」だそうです。

 ダルデンヌ兄弟といえば、1999年の「ロゼッタ」でパルムドール&主演女優賞。2002年の「息子のまなざし」で主演男優賞。そして今年2005年のパルムドールと、立て続けにカンヌの主要賞をかっさらってます。何でそこまで受けるのかな。「息子のまなざし」は僕の去年見たベストフィルム2本のうちの1本なので、彼らの作る映画の素晴らしさはもちろん十分分かっているつもりだけれども(その紹介記事はこちら)、余りに偏りすぎてないかなぁ、なんて思ってしまう。

 でも早く見てみたいな、という思いは抑えがたいんですけどね。
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by redhills | 2005-05-22 22:21 | 映画



赤坂日記・・・赤坂在住の"Akasakan" リトルが、東京のへそで日々の思いを綴る。
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