"the Akasakan diary"    ~リトル君の赤坂日記

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●来た国、来なかった国(W杯12日目)

 今日からグループリーグでの3試合目。優勝を狙う強豪国はそろそろパフォーマンスをあげていく必要がある。グループAでは、開催国ドイツが理想的な試合運びでエクアドルを粉砕、1位の座と日程的に最も有利な枠を得た。グループBでは、2度のリードを追いつかれながらもイングランドが1位となったが、スウェーデンに勝てないというジンクスを今回も破れなかった。

ドイツ 3-0 エクアドル

 う~ん、来ましたね~、ドイツ。ポーランド戦の苦戦がうそのような快勝振り。ファーストチャンスをクローゼがきっちり決めて優位に立ったのが大きかった。コスタリカ戦もそうだったけど、先制すると良くなるね、このチーム。そういう意味で、まだまだゲルマン魂が復活したとは言い切れないんだけど。エクアドルは、3試合目にして初めての失点にも動揺せず、いつも通り巧みに試合をコントロールしようとしていたけれど、守りを固めたドイツのサイドが空かないので攻めに切れを欠いてた。ボールを持たされているような感じでした。

 いずれにせよ、バラック&クローゼのホットラインによる崩しあり、サイドからの速攻からのポドルスキのボレーありと、ドイツが最高に盛り上がる勝ち上がり方でグループリーグを終えたことは確か。トーナメント1回戦、スウェーデンとはかなり激しい肉弾戦になることが予想されます。主力を温存したエクアドルは、気分を替えてイングランドに挑戦です。

スウェーデン 2-2 イングランド

 う~ん、勝ち切れませんね~、イングランド。ジョー・コールの技ありシュートでいい時間にリードして前半を終えたのに、後半早々、セットプレーを完璧に決められて追いつかれちゃう。まあ、1点で勝負がつく試合でもないし、これは想定内だろうけど、続くスウェーデンの攻勢を凌ぐと、休ませていたジェラードまで投入し、4-1-4-1という攻撃的システムで攻勢をかける。そしてついに終盤85分、ジョー・コールの絶妙な折り返しをジェラードが頭で撃ち込んで再びリードしたのに、またまたセットプレーからラーションに押し込まれちゃった。ディフェンスに不安を残しましたね。スウェーデンは、コールを最後まで捕まえられなかったのが響きました。

 1位通過は喜ばしいけれども、どうにも意気上がらないイングランド。ルーニーにメドは立ったものの、今度はオーウェンが怪我で絶望。エクアドルにうまくゲームをコントロールされないようにする必要があるでしょう。中盤に不安の残るスウェーデンはバラックに苦労しそうです。イブラヒモビッチは間に合うでしょうか。

その他の試合

 コスタリカ 1-2 ポーランド

 グループリーグ敗退が決まってしまった2チームの対戦。消化試合と思うのは第3者だけで、スタジアムは勝利を信じる両国サポーターで大盛り上がり。それを受けてか、双方とも今大会初勝利を目指して奮闘、攻めあって、イエローカード10枚が飛び交う激しい試合となった。でもどうしてこういう試合に反町さん起用するの?

 パラグアイ 2-0 トリニダード・トバゴ

 すみません。見てません。ネット上のサマリーを読む限り、一縷の望みを胸に勝ちに来たトリニダード・トバゴが攻め込んだところを試合巧者パラグアイに突かれた、ということみたい。1点目(オウン・ゴール)にしても、トリニダード・トバゴの若さが出たといえばそれまでだけど、攻めさせておいてきっちり勝つというのはパラグアイの十八番だもんね。
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by redhills | 2006-06-21 15:38 | サッカー

●勝ち上がるために(前編)

 大会も半分を消化し、グループリーグは各国も残すところあと1試合というところで、今後の展望をしてみよう。今回は前編ということで、グループAからDまで。

 まず大前提として、ワールドカップに出場した32カ国のうち、優勝する力があると考えられ、またそれを実現可能な目標としている国と、それ以外の国とではグループリーグでの戦い方は全く異なるわけで、ここでは、主に前者について、置かれている現状と、今何を考えているのか、に焦点を当てて考えてみたい。

 その前に、一般論としての彼らのグループリーグへの臨み方なのだが、グループリーグ突破は最低限のミッションであり当たり前として、それに加えて、トーナメントでの戦いに備えるため、①できれば1位で通過すること、②けが人を出さないこと、③トーナメント1回戦での出場停止者を出さないこと、④最初からトップコンディションに持っていかないこと、を同時にクリアしようと考える。あと、あの国以外はもう1つ、⑤できるだけブラジルと当らないようにすること、を考える。では各グループごとに見ていこう。

グループA---開催国の意地

 ここは、ドイツとエクアドルが突破を決めており、直接対決を残している。ここで勝って1位となるか負けて2位となるかの違いは大きい。それは、⑤のせいである。ぜひとも勝って1位となり、決勝までブラジルと当らないようにしたい。

 勝ち点は6で同じだが、得失点差でエクアドルが上回る。開催国のプライドもあり、ドイツは引き分けを狙わずに勝ちにくるだろう。もちろん、開催国は有利だろうが、今大会でのエクアドルの試合巧者ぶりは際立っている。ドイツ最終ラインのあの不安定振りでは、8、10、11番の速攻に失点する可能性は大きい。それを防ぐためには、左サイドバック、ラームの攻撃参加と、ボランチのフリングスの働きが重要になるだろう。ポーランド戦をもつれさせた主犯であるクローゼとポドルスキは、チャンスを確実にものにしなければならない。バラック、オドンコル、メツェルダーの3人は警告を犯さないように注意しなくてはならない。

グループB---勝たないほうが良い?

 イングランド(勝ち点6)が勝ち抜け、残りの椅子をスウェーデン(同4)とトリニダード・トバゴ(同1)が争うという構図だが、初出場でW杯未勝利のトリニダード・トバゴがパラグアイに勝つ可能性は低く、直接対決するイングランドとスウェーデンによる、1位抜けをかけた激突となると思われる。

 引き分けでも1位になれるイングランドの優位は動かないが、2試合の戦い振りはとても褒められたものではない。しかもイングランドは38年間スウェーデンに勝てていない。これからのことを考えても、先発出場が濃厚なルーニーの爆発が必要だ。一方、スウェーデンもエース、イブラヒモビッチが怪我で欠くなど、評判の攻撃が影を潜めている。お互いにプレースタイルの似た者同士の、面子を賭けた戦いになると思われるが、⑤の条件からすると、実は2位抜けの方が都合がいい。さらに、もしグループAでドイツが2位になったなら、ドイツと当らないように、是非とも2位になるべきだろう。特にスウェーデンからすれば、引き分ければグループリーグ突破&2位抜けを決められるわけで、ゲームの流れによって戦い方は変わってくるだろう。ジェラード、ランパード、クラウチ、ラーションらは警告に注意。

グループC---真剣勝負はご法度?

 こちらはアルゼンチンとオランダが死の組を生き残った。⑤の条件からすると、最後の直接対決で1位になりたいところ。得失点差ではアルゼンチンがリードしているので、オランダは勝たねばならない

 今大会もっとも優れたサッカーを展開しているアルゼンチンは、警告1のクレスポやサヴィオラ、エインセなどの主力を温存する意向を示している。メッシ、テベスら、控えの充実具合からして戦力ダウンにはならないだろう。一方、ようやく自慢の攻撃力にエンジンがかかってきたオランダも、ロッベンやファン・ボメルなど、警告を受けている主力を使うのかどうか。厳しい2試合を戦った後だ。それに頂点までの道のりはまだまだ長い。大人な両国のこと、お互いに怪我などに注意を払う、慎重な試合になるのでは。

グループD---勝敗よりも…

 ポルトガル(勝ち点6)が突破を確定。残りをメキシコ(同4)とアンゴラ(同1)が争う。しかし構図はグループBと全く同じで、初出場のアンゴラが強豪イランに勝つのは難しく、ポルトガルとメキシコの、1位抜けをかけた直接対決が焦点となると思われる。また、⑤の条件もBと同じで、2位になった方がブラジルと最後まで当らなくてすむ。前回大会でそのブラジルを率いて世界一になったポルトガルのスコラリ監督がどう指示を出すか。

 点取り屋ボルヘッティを怪我で失ってしまったメキシコに対し、デコが復帰し、さっそくスーパーゴールを決めたポルトガルの優位は動かないか。

 バルセロニスタとしては、デコ、フィーゴとマルケスの戦いがとっても興味深いところだけれど、デコ、イエローもらってるから出ないかも。あと、クリスティアーノ・ロナウドとパウレタも警告1だし。ひょっとして、あんまり面白くない試合になっちゃう?

(グループE~Hに続く)
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by redhills | 2006-06-20 21:57 | サッカー

●新星たち(W杯11日目)

 今日で各チーム2試合ずつを終えた。今後の展望は改めて書くとして、今大会は期待された若いスター(あるいはスター候補)たちの活躍が目立つように思う。

 アルゼンチンのメッシ、テベス、オランダのロッベン、ファン・ペルシ、ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド、スペインのトーレス、セスクなど、20~22歳の若いアタッカーが結果を出している。メッシやセスクなどは、まだティーンエイジャー。本当に恐れ入る。イングランドのルーニーやブラジルのロビーニョも刺激を受けてこれから活躍するだろう。大きな世代交代の波を感じる。

 そして今日、スイス代表にも彼らに勝るとも劣らない素晴らしい才能がいることを知った。トランクイロ・バルネッタ。ドイツ、バイヤー・レバークーゼン所属の21歳。1ゴール、1アシストの大活躍。1点目のアシスト、2点目のゴール、どちらも、スピード、テクニック、ともに申し分の無いものだった。

 まだ大会の半分しか終わっていないが、自分のなかでは、この大会は大成功だと思う。サッカーの未来を輝かせる新星たちがその輝きを見せているのだから。

●今日の結果

 スイス(1勝1分) 2-0 トーゴ(2敗)

 生き残りをかけた激しい攻防をスイスが制した。前半のいい時間に激しい左右の揺さぶりからフレイのゴールで先制したスイスだったが、中盤の選手を代えたトーゴが中盤を支配し、押し気味に前半を終了する。だが、後半から投入されたハカン・ヤキンが見事なキープ力とパス能力で、前に出てくるトーゴの圧力を押し下げ、ガラリと状況を変えてしまう。
 トーゴはアデバイヨルにボールを集めるが、センデロスとミュラーの2人が跳ね返してチャンスを作れず、攻撃が単調になってしまった。次の1点が勝敗を分ける緊迫した時間が続いたが、最後の最後にトーゴの最終ラインが完全に崩されてしまった。さすがに、トルコとのプレーオフを勝ち抜いたチーム。タフネスさと勝負強さは並ではない。

 これでトーゴはグループリーグ敗退が決定してしまった。確かに、ガーナやコートジボワールに比べると当りが弱く、選手が細いな、という感じもするし、失点シーンなどを見てもディフェンスラインの経験不足は明らかだけれども、とても好印象のチームだった。とにかく戦いぶりがすがすがしいのだ。明らかにPKという場面が見過ごされたりと不可解な判定にも泣かされてしまった。それにしても、今大会は途中交代によって流れが変わる試合が本当に多い。

 ウクライナ(1勝1敗) 4-0 サウジアラビア(1分1敗)

 ワールドカップ初戦でガチガチになってスペインに惨敗を喫したウクライナが爆発した。なんとフォワードを右サイドバックに起用するという、現役時代センターフォワードだったブロニン監督らしい驚きの布陣を敷いたこともあったろうが、序盤からサウジアラビアを圧倒した。前半の入りと残り10分、後半の最初のチャンスと残り10分、と完璧な加点の完勝だった。
 スペイン戦と違って選手がどんどん動いて中盤を支配したことで、多彩なパスがシェフチェンコら前線に供給され、本来の攻撃力が花開いた。シェフチェンコのゴールはウクライナ国中が待ち望んでいただろう。お役御免で交代するとき、何度も拳で自分の胸を叩く彼の姿は、「俺たちは強い、誇りを持て!」という国民へのメッセージだった。やはり彼は世界最高のストライカー、モノが違う。来期のチェルシーは得点力が倍増するだろう。こわいなあ…。

 ゲームには関係ないことだけれど、反町氏の解説は良い。各チームのシステムをいち早く見抜いて、その意図も含めて的確に解説してくれる。全試合彼に解説して欲しい(無理だろうけど)。聞いていてとても参考になる。

 スペイン(2勝) 3-1 チュニジア(1分1敗)

 さてさて、まだまだ信用できないスペインでしたが、2つの懸念を払拭する勝利でした。

 1つは、先制されて受けに回っても跳ね返せるのか、そしてもう1つは、中盤のパス回しを封じられたらどうするのか、ということだったんですが、見事やってくれました!しかも、点の取り方が良い!交代で入ったラウルの、こぼれ球に飛び込むという彼らしいゴールで追いついて勢い付くと、その5分後にセスク、トーレスの若い力の2点目で畳み掛ける。最高に盛り上がる逆転勝利でグループリーグ突破を決めた。直接得点には絡まなかったけれど、途中交代で入ったホアキンが右サイドを執拗に突破することで、チュニジアの中盤を混乱させて1点目を呼び込み、パスワークを取り戻していた。アラゴネス采配がまんまと当った。

 でもまだまだ、信用しちゃいけません。まだまだ、まだまだ(笑)。
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by redhills | 2006-06-20 13:35 | サッカー

●う~ん…(W杯10日目)

 運命のクロアチア戦。日本は得点を奪えずに0-0の引き分けに終わった。

 正直、ブラジル戦を残しての勝ち点1はかなり厳しいと言わざるを得ない。とにかくゴールが奪えない。でも、ぐだぐだ言っても始まらない。可能性は残っているのだから、自分たちのサッカーを貫くしかない。得点に近づいた瞬間はあったのだから。後は最後の詰めだけ。

 ブラジルが何とか勝ってくれたので、あとは日本がブラジルに勝てばいいわけで、ミッションは単純だ。残りの時間はそのことだけに集中して欲しい。

●今日の結果

 日本(1分1敗) 0-0 クロアチア(1分1敗)

 前半の攻防で両チームともかなりスタミナを使い切ってしまった。川口の神がかりなセーブで前半を無失点で乗り切ったのが勝ち点1につながった。ミドルを積極的に狙いにいくなど、オーストラリア戦よりも攻撃の積極性は見られたが、やはり詰めが甘かった。柳沢、あそこを決めないでどこで決めるんだ?
 この国にはフォワードはいるがストライカーはいないということを、また思い知らされてしまった。

 ブラジル(2勝) 2-0 オーストラリア(1勝1敗)

 予想通りセレソンが2連勝でGL突破を決定した。カルテットはまだまだ調弦中といった感じで美しい旋律を奏でることはなかった。でもクロアチア戦よりは状態は良くなっているし、彼らにとっては、まだW杯は始まっていないのだろう。しかし、最後まで点を取りにいったヒディンクの采配はやはり冴えていた。ジダの好セーブが無ければ追いついていたろう。

 韓国(1勝1分) 1-1 フランス(2分)

 フランスのヨタつきは深刻だ。攻撃の組み立てはできていて、得点できるシーンはスイス戦よりずっと多かったのに、きれいに崩してゴールしようとして、がむしゃらに攻め込まない。そのツケを最後に払う羽目になった。韓国は自分たちのサッカーに自信を持ってプレーしているように見えた。もうだめだ、というような瞬間が何度もあったが、幸運と執念で失点を最小にとどめ、最後のパクチソンのきれいとはお世辞にも言えない同点ゴールに結びつけた。ジダンが出場停止になるなど、フランスにとっては負けに等しい引き分けだったろう。同点にされた後のギャラスの怒りがそれを物語っていた。
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by redhills | 2006-06-19 07:07 | サッカー

●運命のピッチ

 あと20分ほどで、いよいよ日本のクロアチア戦が始まる。

 日本代表の23人の選手たちも、昨日のE組の激闘はテレビで見たに違いない。

 クロアチアはイタリアより強いか? チェコより強いか?

 彼らに立ち向かった、アメリカやガーナの戦う姿を見て感じるものは無かったか?

 結果がすべての試合だけれども

 結果を出すための強い意志をプレーで見せてくれ。
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by redhills | 2006-06-18 21:42 | サッカー

●もう1つの「死の組」(W杯9日目)

 ワールドカップでは、どうしても強豪国がひしめくグループが1つ、2つできてしまう。今大会はC組(アルゼンチン、オランダ、セルビア・モンテネグロ、コートジボワール)がそうだとされていたけれど、自分はE組もそうだと思っていた。

 死の組は、シードに漏れたヨーロッパの強国が入ってくること、そして、アフリカの国、特に身体能力に優れるブラックアフリカの国が入ってくることで出来上がるが、C、E組では、残りの1カ国も大変な強豪国が入ってしまった。C組では、オランダとアルゼンチンが初戦の際どい戦いを勝ちきったことで生き残ったが、E組はそうはならなかった。

 E組はC組と違い、挑戦を受ける側のチェコとイタリアが初戦に完勝するという順調なスタートを切ったが、追い詰められたガーナとアメリカが決死の戦いを挑んできた2戦目は、一転して退場者が続出する激しい戦いとなり、受けに回った両国は混乱に陥ってしまった。

 とても好きなチームの一つであるチェコの敗戦はショックだが、これがワールドカップの現実だ。ここはやはり、初出場でランキング2位の国から勝利をもぎ取ったガーナの素晴らしい戦いぶりに賞賛を送るべきだろう。勝ち点1のアメリカにも突破のチャンスが残っている3戦目は、満身創痍の4チームによる壮絶な戦いが繰り広げられることだろう。いずれにせよ、これだけ激しい試合が続くE組からの優勝は難しくなったと考えざるを得ない。

●今日の結果

 ポルトガル(2勝) 2-0 イラン(2敗)

 なかなかゴールを割れなかったポルトガルが、怪我が治りW杯初登場となったデコのスーパーゴールでグループリーグ突破を決めた。ポルトガルにとっては実に40年ぶりのこと。おめでとう!イランはフィーゴ、デコ、ロナウド、パウレタの4人に押し込まれ、攻撃に鋭さが見られず敗退が決まった。アジアにとって、世界の壁はまだまだ高い。それにしても、デコ、さすがだね!!

 チェコ(1勝1敗) 0-2 ガーナ(1勝1敗)

 恐れていた懸念が現実となってしまった。コラーの負傷欠場の影響を心配していたが、見事にそこを突かれてしまった。チェコのパスワークの基点であるポストプレーがまったく機能しない。ガーナが長身のディフェンダーをマンマークにつけていたことも原因だが、やはり、コラーの高度なトラップや柔らかいボールタッチ、巧みなポジション取りを代役に求めることはできなかった。チェコは止む無く中盤だけでパスを繋いでいこうとするのだが、高い身体能力で圧力をかけるガーナに苦戦を強いられる。前半のボール支配率はまったくのイーブンで、中盤の激しい攻防が続く。試合を大きく支配したのは、開始2分の先制点。これがガーナに力を与え続ける。

 華麗なパスワークを封じられたチェコはガーナの得意な体力勝負に引きずり込まれ、疲弊していく。ついに後半22分に退場者を出してしまい、負けているチェコは守備の人数を削らざるを得なくなる。そこをガーナに突かれ、何度と無く決定機を作られるが、チェフのスーパーセーブの連発がかろうじて試合を均衡させる。彼がいなければ、3点あるいは4点入っていてもおかしくなかった。世界で3本に入る能力の高さを遺憾なく発揮した場面だったが15分後についに追加点を奪われ、これで勝負は決した。ガーナは思い通りのゲーム運びだったろう。チェコにとっては、何といっても先制されたのが痛かった。それにしても、スリリングな一戦だった。

 チェコは最後のイタリア戦に2人のポストプレーヤーを欠いて臨まなければならなくなった。ベテランが多く疲労も問題だ。グループリーグ突破は非常に厳しくなってしまった。

 イタリア(1勝1分) 1-1 アメリカ(1分1敗)

 ザンブロッタが復帰し守備が一層整備されたイタリアが堅実な試合運びを見せると思われたが、前の試合以上の荒れた試合になった。

 アメリカの敷いた高い最終ラインに、トッティやピルロからトニ、ジラルディーノへのパスがオフサイドになる。そこにアメリカの捨て身の激しいプレスがイタリアから心地よいリズムを奪い、ストレスをもたらす。22分のピルロの完璧なフリーキックからの先制点はイタリアを落ち着かせるかと思われたが、その5分後にまさかのオウンゴールで同点に。そしてその直後、デ・ロッシがラフプレーで一発退場という緊急事態に陥ってしまう。ゲームの雰囲気が一気に変わり、荒れ模様に。イタリアは止む無くトッティを下げ、負傷の癒えたばかりのガットゥーゾを投入する。これがチームに秩序を与え、逆にピルロを潰しに行ったアメリカの退場を誘う。10人対10人となったところで前半終了。

 後半早々、アメリカに2人目の退場者が出る。たちまち立場は逆転し、フォワードを増やして攻勢に出るイタリア。だが、後が無いアメリカも驚異的なスタミナと執念で食い付いていく。デル・ピエロのシュートを素晴らしいセーブで防いだキーパーの活躍もあって、ドローに終わった。交代枠を2枚しか使わなかったのに40分以上を一人少ない状態で戦い抜いたアメリカの精神力は賞賛に値するものだった。イタリアは、カンナヴァーロとネスタが今一つ不安定だったのが気がかり。両チームとも精神的、肉体的な消耗が激しく、第3戦への影響が懸念される。
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by redhills | 2006-06-18 15:39 | サッカー

●24本のパス(W杯8日目)

 いやあ、もうとにかく、凄かった…。

 アルゼンチン。今日は他の2試合については簡単に触れる程度にして、この、6-0という滅多に見られないスコアがなぜ生まれたのか考えてみよう。な~んて、かっこいいこといっているけど、要は、アルゼンチン、素晴らしいサッカーをありがとう!あなたたちは今や優勝候補筆頭です!ということなんだけど。

 まず、セルビア・モンテネグロは怪我人が続出し、ヨーロッパ予選10試合を1失点に抑えた時とディフェンスラインの顔ぶれもポジションも違っていた、ということは忘れてはならないだろう(彼らへの名誉を守るということからも)。ただし、仮にベストメンバーだったとしても、結果に大差は無かったかもしれない。それくらいにアルゼンチンは強かった。

 同じ南米の強豪でも、アルゼンチンとブラジルはそのサッカーの基本となる考え方がまったく違うと思う。ブラジルサッカーの根底にあるのは、とにかく攻めること。いかに華麗に美しく、見ているものを魅了しながら試合を支配し、スーパーゴールを決めて勝つことを至上としている。だから、勝ってもシュートチャンスが少なかったり、守る時間が長かったりすると全然評価されない。

 一方、アルゼンチンサッカーの基本はハードな守備である。かの国のサッカーを一言で表現すると、「ストロングフットボール」。激しい肉体のぶつかり合いを厭わない、タフな守備でリズムをつかんで、テクニシャンぞろいの攻撃で着実に点を奪う。これは、優秀なフォワードを生み出し続ける永遠のライバル、ブラジルに対抗するために培われたものなのかもしれない。だから伝統的にアルゼンチンは優秀なディフェンダーを多数排出している。今大会のアジャラ、エインセのセンターバックもイタリアの2人と並んで世界最高だろう。それは、コートジボワール戦でも証明されている。

 今大会のアルゼンチンはペケルマン監督がユース世代に指導した子供たちが中心である点も重要だ。サムエル、サネッティ、ベロンといったタレントを代表から外したことには批判もあったが、彼らは見事にピッチ上でそういった外野の声を黙らせた。普段から一緒に練習しているクラブと違い、ナショナルチームは寄せ集めのようなもので、チーム戦術や連携を養うことが難しい。この問題を克服できず、ビッグネームが名を連ねていながら大会を去っていったチームはいくつもあった。その点、このペケルマンのチームは監督の意図が浸透しており、チームに強い一体感が感じられる。実はこれこそが、ワールドカップを勝ち抜く上でもっとも大事なことであったりする。

 で、肝心の試合だが、実質的には前半31分の2点目で決まってしまった。2点はまだ追いつける点差だが、その2点の取り方が最高に素晴らしく、到底付け入る隙があるように見えなかった。超攻撃的な左サイドバック、ソリンの攻撃参加が相手のラインを押し下げる。マスチェラーノのワンボランチが隠し味で効いている。サヴィオラが前線を走り回る。クレスポはゴール付近でシュートのこぼれ球を狙っている。
 常にボール付近でトライアングルを形成し、複数のパスコースを維持、決してボールを持ちすぎて囲まれるということがない。相手の早い寄せでボールを奪われても、すぐ近くにいる選手が潰しに行く。ゲームメーカーのリケルメでさえ、滅多にドリブルをしない。パスもただ繋ぐのではなく、一旦下がっても、別のルートをたどって、必ず前にボールが供給されてくる。

 その、素晴らしい機能性、有機性のあるパスワークが結実したのが2点目のゴールだった。自陣左サイドでボールを奪ってからゴールまで、なんと24本ものパスが連続で通されている。しかも、その間ドリブルはゼロ。リケルメでさえ、3タッチしかしていない。最初のパスから57秒後、クレスポからのヒールでの折り返しを受けたカンビアッソの左足から放たれたシュートがゴールネットを揺らした瞬間の、セルビア・モンテネグロの選手たちの絶望感はいかばかりだったろう!見ている自分も溜息しか出なかった。文句無く、今大会のベストゴール。誰彼がすごい、というのではなく、あれだけの長い攻撃を見事にゴールへと結びつけたチーム力の、次元の違いに圧倒された。守備が整備された結果、流れの中での得点が減り、セットプレーの重要性が増している現代サッカーにあって、6点すべてが流れからのゴールだったということは事件といっても過言ではないだろう。

 そして、困ったことにこのチームの強さは、控えが出てもまったく落ちない。交代で入ったテベスやメッシがすぐさま結果を出した。ていうか、彼らが控えにいるって、どういうこと?このチーム力の高さはセレソンを凌いでいると思う(彼らのオプションはロナウドとロビーニョしかない)。それに、怪我人がおらず、全員コンディションが良好であるのも非常に重要(唯一心配だったメッシも、たった15分でアシストとゴールまで決めてしまった)。それに、グループリーグ敗退という前回大会の教訓から、油断も見られない。今のところ、死角はないように見える。

 まだ気が早いが、1958年のスウェーデン大会におけるブラジル以来の、南米チームによるヨーロッパ開催大会での優勝が現実味を帯びてきたように思う。あの時、ブラジルのペレという少年が世界を驚かせた。そして今のアルゼンチンには、リオネル・メッシがいる

 どうでもいいけど、応援してるマラドーナ、もうすっかりネタだなあ。

●今日の結果

 セルビア・モンテネグロ(2敗) 0-6 アルゼンチン(2勝)

 オランダ(2勝) 2-1 コートジボワール(2敗)

 どう考えても、試合内容ではコートジボワールが勝っていた。「死のグループ」といわれたC組だったが、あっさりとアルゼンチンとオランダの勝ち抜けが決まってしまったのは予想外。でも、本当にコートジボワールはもっと見ていたいチームだった。オランダはチームの機能不全が改善されていない。早く修正しないとベスト8も厳しいだろう。

 アンゴラ(1分1敗) 0-0 メキシコ(1勝1分)

 アンゴラのユニフォームがかっこいい。黒人て、ホントに原色が似合うよね。プーマのデザインもグッド。試合は、アンゴラがメキシコの攻勢を凌いで史上初の勝ち点をゲット!おめでとう。
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by redhills | 2006-06-17 20:57 | サッカー

●安産と難産(W杯7日目)

エクアドル(2勝) 3-0 コスタリカ(2敗)

 いやもう、とにかくエクアドルのサッカーの効率の良さ(つまり上手さ)に脱帽。試合開始早々の先制、後半開始早々の2点目、そして試合終了間近での3点目、それらすべてを、2人のフォワードと8番の選手の3人のオフェンスユニットで決めてしまう。彼らの体の中にはサッカーというスポーツをするための遺伝子が組み込まれているのではないか、と思えるくらい、試合運びが上手い。ヨーロッパで活躍してる選手がいなくても、ピッチに立ち、ボールを蹴れば、何をするべきかを知っている。それにしても、あっさりとゴール決めてくれるよなあ。

 この結果、A組は3戦目を待たずに、早々とドイツとエクアドルの突破が決定した。コスタリカにワールドカップの壁は厚かった。

 本当に羨ましいのは、エクアドルのセンタリングの正確さ!日本の技術が高いだって?寝ぼけたこと言う前に、まずはセンタリングを練習してくれ!

イングランド(2勝) 2-0 トリニダード・トバゴ(1分1敗)

 スウェーデン相手に奮闘し大いに評価を高めたトリニダード・トバゴ。サッカーの母国相手にどこまでやるかという一戦。

 試合はほぼイングランドがボールを支配して攻め続けるが、スウェーデンを苦しめた粘り強い守備は健在でゴールを割れない。守備的なためにスペースが無くオーウェンが生きない。クラウチの高さも、何と2メートルを超えるセンターバック、ローレンスに封じられる。ならばと、ランパードやジェラードが交互に攻撃参加するも、得点できない。

 後半、2バックにして8人での波状攻撃を展開、相手の3倍以上のシュートを放つも点が入らない。切り札ルーニー投入も実を結ばず、逆にカウンターからあわや、というシーンもあり、イングランドサポーターのイライラが落胆に変わりつつあった83分、やっとベッカムのクロスをクラウチの頭が捉えた。ベッカムをフリーにしてしまったのと、その時クラウチについていたのが、もう1人のCBだったのが悔やまれる場面だった。これで一気に士気が落ちてマークが甘くなったところで、最後はジェラードの狙い澄ましたミドルがゴールを射抜いて試合終了。苦戦しつつも、イングランドがB組突破を決めた。

 あ、そうそう、この試合、日本の方が主審でした。無難なお裁きだったと思います。ご苦労様でした。
 
スウェーデン(1勝1分) 1-0 パラグアイ(2敗)

 負けたほうが脱落というサバイバル戦。特にスウェーデンにとっては、最後に控えるのがイングランド戦のため、この試合の引き分けは負けに等しい。出だしから攻勢に出る。だが、守ることなら本職のパラグアイ、イングランドにも攻め込まれて点を取られたわけではない。望むところと、キャプテンマラガを中心に堅守で凌ぐ。後半、調子の上がらないイブラヒモビッチを交代させるスウェーデンベンチの采配に勝利への執念が伝わってくる。が、パラグアイも必死。無人のゴールに転がっていったループシュートを間一髪で蹴りだす。時間がじりじりと過ぎ、このまま引き分けかも、と思ったとき、スウェーデンの高さが機能し、リュングベリの決勝点が生まれた。

 この結果、パラグアイの敗退が決定した。スウェーデンはトリニダード・トバゴに対して優位に立ったが、イングランドに負けると敗退の可能性がある。それに、2位通過でドイツと当るのはイングランドもスウェーデンも嫌だろう(まだドイツが1位とは決まってはいないが)。勝った方が1位となる、イングランド対スウェーデン戦はガチンコの激しい戦いになると予想される。
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by redhills | 2006-06-16 17:16 | サッカー

●サバイバルへ(W杯6日目)

スペイン 4-0 ウクライナ

 いつも期待外れに終わるサッカー大国スペイン。今回も大して期待はしていない。プジョル、シャビ、イニエスタが怪我せずに活躍してくれれば満足、とまでは言わないけれど。

 試合は予想外に大差がついてしまった。序盤にセットプレーから2点入ってスペインペース。そしてウクライナが気合入れ直して攻めるぞ、と選手を2人代えた後半早々にレッドカードで最終ラインが1人欠けた上にPKで3-0。40分を残してほぼ勝敗は決してしまった。面白いくらいにパスが回るスペインに対して、ウクライナはシェバにパスが入らず、裏を突くことも、ポストプレーもできずに孤立(中盤を支配されてるから当然だけど)。だからロングパス一本ていう単調な攻撃になって、ますます守勢一方に。大味な試合でした。

 ま、バルセロニスタとしては、プジョルの突撃&ルーレット&アシストが見れて嬉しかった&シャビ元気でほっとした&イニエスタ出せよ!という試合でした。スペイン、素晴らしい滑り出しで、まずグループリーグ突破は確実でしょう。でもこの国は途中でチームが内部崩壊を起こすのが恒例なのでまだまだ信用できません。それにコンディション良すぎ。絶対後で落ちてくるだろうな。でもご心配召さるな!そのときこそ、われらがイニちゃんが窮地を救いヒーローとなるのです!

サウジアラビア 2-2 チュニジア

 前の試合が大味になって集中力が落ちかけなところへ、正直言って余り興味の無い2国の試合(選手ぜんぜん知らないし)。おまけに、ユニフォームが緑と白で、画面がモノクロみたいに地味。結局寝ちまって録画で視聴することに。
 だったんだけど、見たらこれがなかなかの好ゲームだった。前半はチュニジアが1点リードして終わる。だが後半、前フランス監督ルメール仕込みの組織的守備に手を焼いていたサウジが残り6分で逆転、なおも攻め立ててこのままタイムアップか、と思われたがロスタイムに一発食らって引き分けに。どちらも勝てる試合だっただけに、悔いの残る結果だったろう。喜んだのはウクライナでした。

1試合終えて

 さてここまでで、出場32カ国すべてが登場し、グループリーグ1試合を終えた。勝ったチーム、負けたチーム、引き分けたチーム、それぞれに悲喜こもごもというところだけど、日本も含め、まだ3試合のうちの1試合を終えただけ。これからが本当の戦い、決勝トーナメント進出を賭けた生き残りの始まりだ。

 今大会はサッカー大国がほぼもれなく出場してるんで、名勝負が多く見られると期待しているけれど、そういった国々は、フランスとスウェーデン以外は勝ち点3をあげ、順当なスタートを切った。それら強国を脅かす存在と思われたガーナとコートジボワールは、その厚い壁に跳ね返されることとなった。番狂わせは起きなかった。
 これからは各国とも、グループ内での勝ち点や得失点を睨んだ試合となる。勝ったチームは次も勝って安全圏に入ろう、負けたチームは勝ち点3を絶対に挙げようと、より白熱した試合が続くだろう。

ドイツ(2勝) 1-0 ポーランド(2敗)

 いやあ、白熱した試合だった。ポーランドはエクアドル戦とは別のチームのような素晴らしいパフォーマンスを見せてドイツに食い下がったが、最後はロスタイムに力尽きた。

 ポーランドにとって、ドイツとは常に負けてはならない相手だ。それは、国土の大半が平原という事情から、ドイツとロシアという大国に何度と無く国土を蹂躙され、亡国の悲哀を味わってきたという歴史がそうさせるのだ。だから、ポーランドの選手にとって、ドイツ戦は普通の試合ではない。その上、この試合で負けることはグループリーグ敗退に等しい。「死ぬ気で勝ちに行く」というヤナス監督の言葉は嘘でも虚勢でもなかった。

 今日のポーランドは、素晴らしく各選手が走り回り、サイドを突破し、ドイツの波状攻撃に立ち向かい、退場者を出して10人となってからは必死に守り、集中力を切らさなかった。ただ、最後の最後、センターバックの2人がノイヴィルをフリーにしてしまった。ドイツは、前半クローゼとポドルスキーが決定機を逃したことが大変な苦戦を招いてしまった。だが、決勝トーナメントまでに調整はしてくるだろう。創造性には欠けるが、伝統の屈強な精神力は復活しつつあるのかもしれない。それが本物かどうかは、強豪国と対戦したときにはっきりするだろう。
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by redhills | 2006-06-15 20:14 | サッカー

●主役登場(W杯5日目)

韓国 2-1 トーゴ

 まだ引き分けすらないアジア勢の3番手に登場した前回4位の韓国。アジア予選、テストマッチと不振が続いていたが、初出場のトーゴ相手に逆転勝ち。前半と後半でまったく別の試合だった。ディフェンスラインの若さが出て先制された韓国が、後半フォーメーションを変えると見違え、積極的な仕掛けで2点をもぎ取った。アドフォカート監督の用兵がズバリ当った。ヒディンクといい、彼といい、オランダ人監督は優秀だなあ。それにしても、パクチソンの突破を見て、あれがなぜ日本にできないのかと…(ブツブツ)。

フランス 0-0 スイス

 愕然とした。正直に言おう。ジダンははっきり言って、もうそれ程怖い存在ではなくなってしまった。確かにパスは見事だ。でも、プレーにまったく力感が感じられない。ググッと迫ってくるようなオーラがなく、妙にフワフワしていて、当られて簡単に転んだり、よろめいたりする。ルイ・コスタそっくりで、目を覆いたくなるようだった。
 もう一つ驚いたのは、チームでのアンリの孤立振り。未だにアンリへのジダンのアシストが無いのは有名な話だが、とにかくアンリの特性がまったく生かされていない。見るからにフラストレーションが溜まっているように見えた。言われ続けている得点力不足はまったく解消されていない。ただ、ボランチのマケレレ、ギャラス、テュラムらの最終ライン、キーパーバルテズらのディフェンスが堅牢なために破綻していないだけ。悲しいが、これではベスト8も危ういだろう。

ブラジル 1-0 クロアチア
 
 今大会もっとも注目を浴びている11人が登場した。バルサより強いかもしれない、と思える世界で唯一つのチーム、セレソン。先発メンバーに1~11の番号が並んでいるのがちょっと新鮮。まさに不動のメンバーという奴。日本のグループリーグ突破のためには、ブラジルがとっとと2勝をあげてくれないといけないので、がんばれよ、と思いながら、でもショーを見るような感じで観戦。
 確かにこのチームは当然優勝することしか眼中に無いから、初戦のコンディションは60%くらいだろう。でもなあ、もう1点くらいとってくれよ。得失点差の問題あるし。まるで調整試合みたいじゃないか。
 それと、これだけは言っておかないと(プンプン)。ブラジル、10人でよくやったよ。1人、まったく走らず、ディフェンスもせず、ほとんどの時間、ボーっと立っていた太っちょがいた。そんなにワールドカップ得点記録が欲しいのかね。だったら、しっかり体を絞って来い!それから、そんな彼にゴールさせようとしているパレイラ監督ら首脳陣の魂胆も嫌いだな。クロアチアにも失礼だよ(サポーター達は失点1に狂喜乱舞してたけど)。
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by redhills | 2006-06-14 16:47 | サッカー



赤坂日記・・・赤坂在住の"Akasakan" リトルが、東京のへそで日々の思いを綴る。
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