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"the Akasakan diary"    ~リトル君の赤坂日記

●23人

5月15日、ワールドカップドイツ大会の日本代表23名がジーコにより発表された。
ほぼ順当、というより面白味のない、と言うほうがふさわしい名前が並んだ。

サプライズは久保と巻ということで、テレビ各局もそこを最大の見所として報道していたけれども、僕にはフォワードは誰を選んでも戦力に大差はないように感じる。
1トップ、2トップ、3トップと、状況によって攻撃の形態は変わる。
しかし日本のフォワードは何人いても圧力を感じない。凄みが感じられない。

原因は簡単だ。点を取らないからだ。
日本人フォワード5人より、アンリ1人の方がディフェンダーはどれだけ怖いことか。
だから日本が攻撃に何人人を投入しようと、ワールドクラスの相手には有効でないと思う。

とはいえ、1次リーグを突破することは世間で言われているほど可能性が低いとは思わない。
オーストラリアは確かにフース・ヒディンクは知将であり最大の脅威だが、普通に戦って決して負ける相手ではない。まあ、普通に戦ってくる相手ではないので、ピッチ上で彼の戦術をいかに見抜き、対処できるか。それができればまず負けないし、日本代表はそれが出来ると思う。
また、クロアチアも8年前に比べたらずっと戦力は落ちる。フランスの時のように気後れさえしなければ大丈夫だし、今の代表にその心配はない。
ブラジルだけは別格だが、去年のコンフェデレーションズカップのように、日本のコンディションが良好でモチベーションが高ければ、すなわちベスト16進出が見えていれば、勝てないまでもいい勝負になる可能性はそう低くない。例え勝ったとしても、それは「奇跡」というレベルの出来事ではないと思う。
僕は、やや贔屓目に見ていることを承知の上で、70%の確率で日本は1次リーグを突破できると思う。
そしてここを突破できれば、相手がブラジル以外なら(もちろんその場合100%そうなのだが)ベスト8も50%の可能性があると思う。

いや、冗談じゃなくってね。


さて。
今回の代表選考に文句はない。
ジーコについては、その采配ぶりを含めて問題があると指摘する向きは多いけれども
彼ほどサッカーを知り尽くしている人間は世界を見てもそう多くはない。
当時世界最高のチームにいながら敗れたという挫折の経験も貴重なものだ。
そのジーコが「いくら才能があっても、満足に練習できない者をワールドカップに連れて行くことはできない」と言って久保を外したことは、結果はどう出ても僕は評価する。

ただ1つだけ、1つだけ。
なぜ松井を入れなかった?
現代サッカーにドリブラーはいらない?
ファンタジスタは俊介1人で十分?
海外枠はもう一杯?

いいさ。
ドイツ後のジャパンは松井のチームになる!
松井よ。
もっとフィジカルを鍛えるんだ。
そして左サイドだけでなく、トップ下でのプレーを磨くんだ。
2年後のアジア杯では「日本のロナウジーニョ」と(テレビで勝手に)言われるように!
そして南アフリカに行こう!

って、気が早いか。

まずはドイツで美味いビールが飲みたいね!
by redhills | 2006-05-16 02:42 | サッカー
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赤坂日記・・・赤坂在住の"Akasakan" リトルが、東京のへそで日々の思いを綴る。

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